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6月20日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇り時々晴れ。
蒸し暑い一日でしたが、板橋区徳丸1丁目の『FPの家 O邸』の断熱施工を開始しました。
FPの家の断熱材と言えば、もちろんコレです。
FPウレタン断熱パネル!
木枠の中に硬質ウレタンフォームがしっかりと充填されたパネルです。
温度や湿度が管理された専用工場で、1枚1枚丁寧に作られるパネルは全てオーダー品です。
だから、全てのパネルにこんなスタンプが押されています。
発注通りに出来ている事の証です。
例えば、910mm間隔に立つ柱間(土台~梁下2700mm)に充填するパネルの寸法は803mm×2700mmになります。
巾は柱間よりも2mm小さくつくりますが、高さはピッタリつくるようにしています。
片筋交いや襷掛け筋交い入りのパネルもあります。
また、窓用の開口を設けたパネルもあります。
全て注文時に、細かく指示をしなければなりません。
だから木口には、こんな記号が書かれています。
これを見ながら工場は製作するし、現場ではパネルを選ぶ訳です。
弊社では通常のベージュ色ではなく緑色のパネル(Ptパネル)を採用していますが、これ断熱性能が少し高いんです。
通常パネルの熱抵抗が4.375に対して、Ptパネルの熱抵抗は5.526。
同じ厚さで、これだけ違うんです。
ちなみに両者を同じ性能にしようとすれば、後者105mmに対して前者は133mm必要になります。
凄いでしょ?
ピッタリつくられたパネルを充填するのは大変です。
弊社では、ウレタン掛矢で叩き入れるようにしています。
コツは、木枠部分を満遍なく叩く事。
木枠以外を叩くと、ウレタンが凹んでしまいます。
後で凹んだ部分にウレタンを吹き付け、平らに切削してアルミテープを貼らなければいけません。
面倒でしょ?
だから、そうならないように注意して叩くんです。
でも意外と難しいんです。
なにしろ木枠の巾は30mmしかありませんから・・・。
そこで裏技をお教えします。
木片をパネルの枠に当てて叩くと、叩ける部分が広くなるので簡単です。
施工自体は簡単です。
①パネル図面を見て、適したパネルを見つけ出し、充填箇所に運びます。
②とにかく叩きます。
③パネル表面が柱と面一になったら、叩き入れ終了!
④専用釘で木枠と躯体を留め付けます。
ちなみに弊社では、こんな釘を採用しています。
釘打ち機でバンバン撃てて、スクェアヘッドのドライバーで抜く事が出来る便利な釘です。
リユースネイルと言います。
今日は、床パネルの施工をお願いしました。
土台&大引き間にパネルを充填。
ここでウレタン掛矢が大活躍する訳です。
そして、木枠部分と躯体をリユースネイルで留め付けます。
午後2時前に、なんとか完了!
引き続きネダノン合板の敷き込みを開始しました。
なんとか今日中に、ネダノン合板の施工を終わらせたいんですよね。
でも厳しいと思います。
暑くてバテてしまいました。
なにしろ、私とベテラン大工の2名で作業に当たっています。
年寄りチームは、無理が効かないんです・・・。
2階では、バリバリ現役大工が壁パネルを施工しています。
手際良く、パネルが充填されていきます。
こちらは、いい感じで進んでいるようです。
posted by Asset Red
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