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今日は水曜日、アセットフォーはお休みです。
先週の水曜日にパネルヒーターの漏水を修理しました。
原因はドレンホースの詰まりでした。
そして修理をしていて、新たな漏水を発見しました。
冷温水管付近から水が漏れているようなんです・・・。
パネルヒーターは、室外機で空気の力を利用して不凍液を暖めたり冷やしたりします。
そして不凍液をパネルに流し、輻射熱のやりとりをする冷暖房器具です。
冷温水管の中を通る不凍液は、赤い色をしています。
これが漏れていれば、赤い水が溜まっている筈・・・。
でも漏れた水は透明です。
どうやら冷温水管が結露を起こしているようですね。
冷温水管として、写真のような三層管を使っています。
そして、その周りを厚さ20mm程の保温材で包んでいます。
でも結露を防ぐ事は出来なかったようですね。
パネルヒーター自体に結露水を受けるドレンパンは用意されています。
でも打合せコーナーに設置するに当たり、冷温水管用のドレンパンを外していました。
排水ルートを確保するための、止むを得ない処置だったんです。
それでも、ずーっと漏水はありませんでした。
それだけ昨今は、湿度は高いという事なんでしょうね。
仕方ありません。
保温管の回りに発泡ウレタンを吹き付け、カバーからはみ出る部分をカットする事にしました。
ウレタン表面の温度は、ゆうに20℃を越えています。
完璧とはいかないけど、なんとか結露を防ぐ事が出来ました。
冷房の難しさがここにあります。
例えば28℃/50%の空気の露点温度は16.6℃です。
冷水管の回りに巻いた保温材の表面温度がこれを下回れば、結露が発生します。
冷水自体の温度は10℃くらいになっていますから、あとは保温材の断熱性能次第なんですよね。
エアコンを床下や小屋裏に設置する場合にも、注意が必要です。
場合によっては、冷風が当たる部分への保温処理が必要となります。
これを怠ると結露!なんて事態に成りかねません。
目の届く場所なら問題ない事も、床下や小屋裏だと問題を大きくする事があります。
だって結露水をすぐに拭きとれないでしょ?
気がついた時には、漏水の被害が進んでいたりします・・・。
最初のうちだけでも良いので、定期的に確認する事をお勧めします。
posted by Hoppy Red
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