blog
書棚の整理をしていたら、かなり古い営業マニュアルが出て来ました。
中を覗いてみると、色々な事が書かれています。
その中の記事を、ひとつだけご紹介したいと思います。
『FPパネルの火災における実証』という記事です。
以下、『FPの家 営業マニュアル』からの一部抜粋となります。
平成元年2月9日早朝、当時八戸にあったパネル工場で火事がありました。
隣地の水産加工工場の失火が原因です。
残念ながら工場は全焼・・・。
写真は、出荷待ちのため集積してあったFPウレタン断熱パネルです。
パネル上面に燃え落ちた建物の木材を取り除き、パネルを切断してみました。
写真のようにウレタンの表面だけが燃えており、内部は燃えていません。
また2段目以下のパネルは、無傷の状態です。
これは、FPパネル内部のウレタンが高密度かつ独立気泡のため、酸素の供給がされなかったこと示しています。
厚い電話帳を火の中に入れても、表面が焼けるだけで中に火が通らないのと同じです。
ウレタン内部に添加されている自己消化剤の効果もあると思います。
発泡プラスチック系断熱材は、繊維系断熱材と比較して火に弱いイメージがあります。
でも燃焼に必要な酸素の供給を止める事の出来る断熱材もあるんですよね。
不幸な事故ではありましたが、良い実証実験になったとも思います。
「やるじゃん!FPウレタン断熱パネル」
思わず、そう叫んでしまいそうです。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、土日勤務のパートさん&現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。