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今度の日曜日に構造現場見学会を開催する『FPの家 O邸』では、床にホワイトオークの無垢床を張っています。
ホワイトオークと言えば、私には馴染み深い木材のひとつです。
ホワイトオーク~
ブナ科の落葉広葉樹。
英名は「white oak」。
アメリカの東部やカナダに広く分布しているいくつかの樹種の総称。
材質は重硬で、強度・耐久性に優れているのが特徴。
辺材は淡黄白色、心材は淡褐色と、レッドオークのように心材に赤味を帯びない。
中心部分にはシルバーグレインと呼ばれる虎の毛のような模様がある。
乾燥の際に狂いや割れが出やすく、加工が困難ではあるが穴あけ加工などに適している。
ただし、鉄分に反応するのでメッキ加工をした釘の使用が望ましいとされる。
ヒラタキクイムシの虫害を受けやすいので注意が必要。
建築材、家具材として人気があり、艶出し加工を施すときれいに仕上がるので、フローリング材としても適している。
ウイスキーの樽材としても有名で、ウイスキーの香りはこの木材から生まれている。
ウイスキーの琥珀色とスモーキーな香りの元になっている木材だけに、愛着があるんですよね・・・。
いつものように、パッキンを挟みながらフローリングを張っていきます。
写真の中の緑色の部材がパッキンです。
無垢フローリングを張る際には、必ず隙間を明けなければなりません。
湿度変化で床材が伸縮するので、予め隙間をつくっておかないと床材同士が干渉してします。
これを挟みながら張る事で、床材同士の隙間を簡単に揃えることができるんです。
張った傍から、MDFボードを敷いて養生します。
硬い木材とはいえ、傷付くのはゴメンですから・・・。
2階では、床下地の上に制振ゴムを敷き始めました。
制振といっても、地震対策ではありません。
これ、階上音対策グッズなんです。
スリッパのパタパタ音や、落としたスプーンのチャリーン音を劇的に小さくしてくれます。
見学会の際には、ご自分の目&手でご確認ください。
載ってみるのも良いと思います。
ぜひ歩行感をお試しください。
無垢フローリングを採用すると沢山のメリットを得る事が出来ます。
でもホワイトオークって、少し硬いんですよね。
裸足で上を歩いていると、膝裏が痛くなる場合があります。
でも制振ゴムを敷いておけば大丈夫!
歩行感がグッと軟らかくなるんです。
posted by Asset Red
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