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板橋区徳丸1丁目の現場で、階上音対策が進められています。

と言っても、特別な対策ではありません。

あくまでも弊社の標準的な施工です。

そもそも階上音とは、上の階で発生する様々な音の事。

対策が必要な訳ですから、いわゆる騒音に分類されます。

これが意外と多いんですよね。

例えば、話声やテレビ・ラジオの音。

物を落とした音や椅子を引きずる音なんか、該当します。

子供が走り廻るドタバタ音も、かなり気になるでしょ？

一緒に暮らすご家族の出す音ですから、目くじらを立てるほどではないかもしれません。

でも、無ければ無いに越したことはないでしょ？

という事で、弊社では標準的に施工している訳です。

対策①

床合板とフローリングの間に、黒いマットを敷いています。

このマット、制振ゴムなんです。

厚さ6mmのフエルトとゴムの複合品を挟むだけで、軽量衝撃音を気にならないレベルまで減らしてくれます。

対策②

天井に、吸音材を敷き込んでいます。

ペットボトルからつくられた厚さ50mmの綿が、話声を聴こえづらくしてくれるんです。

対策③

マットをどかしてみると、排水管にカバーがついています。

これ、吸音＆遮音材なんです。

夜中、頭上から排水音がしたら気になるでしょ？

これを気にならないレベルにしてくれるのが、このカバーなんです。

配管の回りに吸音材と遮音材が被せてあるたけ。

それでも一般的な対策に比べると、かなりの効果があるんです。

この3つの対策をしておけば、よっほどの事が無い限り、気にならないと思います。