練馬・板橋で注文住宅を建てるなら地域密着の工務店アセットフォー

今日は第1火曜日。

そして明日は水曜日。

アセットフォーは2日続けてお休みさせて戴きます。

先日現場で無垢フローリングを見ていたら、こんな虫喰い跡を見つけました。

小さくてわかりずらいと思いますが、右端に細い線と小さな穴が見えると思います。

これ、ラワン虫の食害跡なんです。

ラワン虫とはキクイムシの事。

昔はラワンをたくさん利用していました。

当時のラワン材には、キクイムシの食害が多かったんです。

だからラワン虫と言われました。

でも調べてみると、ラワン材よりもナラ材の方が被害が多かったようですよ・・・。

だったらオーク虫じゃん！

• 成虫はラワン材やナラ・ケヤキ・カバ・キリなどの木材の表面に卵を産みます。
• そして生まれた幼虫が内部を食害します。
• 木材に穴を空けて出てくるのは、4～5月頃なんだそうです。
• この時の木材に空けられた穴の直径は2mmくらい。
• 穴から出て来る際には、大量の木粉が出るそうです。
• 家具や建具について室内に持ち込まれる場合が多く見られますが、フローリングでも見掛けるんです。
• 以前はあまり見掛けませんでした。
• ホルムアルデヒド等の有機系薬剤を混入した接着剤を利用していたからです。
• でも今では、健康上の理由から、その使用が制限されるようになりました。
• その結果、キクイムシの被害が増えているようです。
• 虫によくない薬剤を使えば、人体にも良くないのは当たり前！だと思います。
• 大工さんにお願いしました。
• 「キクイムシの食害跡のあるフローリングは、はねて下さい。」
• はねたフローリングは捨てることになります。
• そして、その分のフローリングを用意しなければなりません。
• でも、これって合板フロアーも一緒なんですよね。
• 虫と人間の共存って、難しいですよね。