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8月5日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇りのち晴れ。
それほど暑くないし、湿度もたいした事ありません。
でも、気持ち良い青空を満喫することが出来ないんです・・・。
ちょっと残念。
練馬区土支田3丁目の『FPの家 T邸』では、ようやく内装工事が始まりました。
まずは、壁や天井に張られた石膏ボードの継ぎ目やビス頭のパテ処理を行います。
ボードの傷や穴などもこの段階で埋め、平らに均さなければなりません。
パテにはいくつかの種類があるので、壁・天井下地専用のパテを使います。
間違って塗料用のパテ等を使うと、付着力が弱いのでクロスを張った後に乾燥収縮による引張りに負けて剥離するかもしれないからです。
またパテの色は、クロスよりも下地の色に近いものを選ぶようにします。
パテは以下のように分類することが出来ます。
①見掛け上
②主成分
③用途
見掛けで言えば、そのまま使えるペースト状のパテと現場で水と混錬する粉パテの2つあります。
前者の主成分は炭酸カルシウム、後者の主成分はせっこう系と炭酸カルシウム系があります。
ペースト状のパテは下地の種類による付着力の差がなく、既混錬製品のため品質・性能が安定しています。
一方粉パテは、持ち運びや保管が容易です。
必要量だけ現場で練って使えるので、無駄も出ません。
また速乾性の高い製品もあり、緊急工事にも適応できます。
ちなみに弊社では、せっこう系を主成分とした粉パテを使います。
また用途としては、仕上げ用と下塗り用があります。
前者は樹脂分が多く平滑に仕上がるので、接着力が向上します。
下塗り用パテで処理した上に塗布しますが、樹脂分が多いため乾燥時に痩せることがあります。
よって深い目地には向いていません。
後者は、深い溝などを埋める場合に用います。
表面の粒子が粗いので、仕上げには向きません。
また最近は、両用のパテも市販されています。
パテ処理に際してコーナーには、樹脂製のコーナーテープを貼り付けます。
こうする事で、角がピタッと出るんです。
またボード同士の目地巾が大きい場合には、ファイバーテープを貼る事もあります。
強度や寸法安定性に優れたガラス繊維製のテープを貼ることで、パテを補強するのが目的です。
特殊粘着剤付きなので、直接ボード目地部に貼ることができます。
パテ処理の様子を挙げてみました。
現場でも2色のパテを見る事が出来ます。
白っぽい方が下塗り用パテ、黄色っぽい方が仕上げ用パテとなります。
仕上げ用は、ボードの色に近いでしょ?
それぞれ、こんなパテを使っていました。
こっちが下塗り用。
そして、こっちが仕上げ用です。
ちなみに、下塗り・仕上げ塗り両用タイプを使っています。
どちらも現場で水と混錬する粉タイプです。
パテ処理って、とにかく地味な作業なんです。
下パテを水と混錬する。
下パテを塗る。
へらで擦って平らに均す。
下パテを乾燥させる。
仕上パテを塗る。
乾いた仕上パテにサンドペーパーを当てる。
この時に、現場中が真っ白になります。
パテの削り滓って、とても細かいんです。
現場中に舞い上がっているんでしょうね。
呼吸をする度に吸ってしまいます。
だからマスクが必需品!
忘れれば、鼻の回りが白くなってしまいます。
身体にも良くないと思います。
しばらくの間は、この作業が続きます。
すでに現場には、クロスも搬入済み。
今回は、輸入クロスをアクセントとして採用しました。
posted by Asset Red
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電話:03-3550-1311
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