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久し振りの大壁和室。
まだまだ造作工事を始めたばかりだけど、少しづつ形を表していきます。
造作材にはスプルスの単板を貼った集成材を使いました。
どうせなら多摩産材の無垢材を使えば良かったかな???
天井仕上げは、多摩産杉の無垢板を石膏ボードに貼るんです。
同じ木柄にするのも面白いでしょ?
でも杉材を使うと、木目が少しうるさい気がしたんですよね。
でも、たまには・・・。
悩んだ結果、スプルスにしました。
今度機会があれば、提案してみようかな?
どうせ使うなら、地場産の木材の方がいいでしょ?
だって地元にお金が落ちるので、地域経済の活性化に役立ちます。
地場産木材の使用量が増えれば、林業や製材業の方々の仕事も増えるでしょ?
後継者だって、育つかもしれません。
運搬にかかるエネルギーも減らせるので、脱炭素にもなります。
そもそも森林って、若い時は大気中の二酸化炭素を吸収・固化する事ができます。
でも歳をとった森林は、その量が激減するんだそうです。
だから50~60年毎に木材は伐って木材にしなければなりません。
需要がなければ、伐ることも出来ないでしょ?
森林を健全に機能させるためには、地場産の木材利用は必須なんです。
でも多摩産の木材って、どちらかと言えば造作材向きなんです。
取引先の材木屋さんも、柱や梁材の使用は消極的・・・。
そこで弊社では、壁材や天井材として利用しています。
破風下地板や野縁材には栃木や埼玉の材を使用していますが、これらも多摩産材に変えた方がいいかも・・・。
なんて考えてもいます。
今回のウッドショックを契機に、地場産材へのシフトを少しづつ進めていきたいんですよね。
posted by Asset Red
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