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8月20日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇りのち雨。
気温も30℃を越える事はありませんでした。
でも湿度は70%あたりを推移・・・。
お陰で暑い暑い・・・。
昨日同様に、たっぷりと汗をかいてしまいました。💦💦💦
さて本題です。
今回は、報告から・・・。
練馬区東大泉5丁目の『FPの家 N邸』、無事上棟しました。
道路側には、弊社のイメージシートもバッチリ張りました。
雨が降り出す前に終わって良かった・・・。
では、建て方の様子を簡単に書いてみたいと思います。
昨日のうちに構造金物の取付けは完了しています。
といっても金物構法を採用している為、取り付ける構造金物は意外と少ないんです。
写真のように、梁同志の仕口部分に羽子板ボルトを取付ける位。
弊社では、ネダノン合板の受材として米松KD材90×90材を採用しています。
写真が床梁と受材の仕口部分です。
先程の写真には羽子板ボルトが写っていますが、この写真には写ってないでしょ?
別に取付忘れという訳ではありません。
弊社では、床梁と受材の仕口には金物補強を行っていないんです。
その為、蟻首部分に釘を2本留め付けることにしています。
ネダノン合板のマニュアルから抜粋したイラストです。
赤線を引いた部分に、受材について書かれています。
ここでは、60×45以上の部材を使うように書かれています。
弊社の受材は90×90ですから、問題ないでしょ?
そして留付は釘の斜め打ちとなっています。
弊社は大入れ蟻加工を行い、釘を正面から2本打っているので、これも問題ないと思います。
以前は105×105材を使っていましたが、羽子板ボルトで補強しないとダメな気がするんですよね・・・。
そこで90×90にサイズダウンをした訳です。
話を元に戻します。
構造金物の取付が終わっていれば、ネダノン合板を施工する事が出来ます。
と云う訳で、朝一番にネダノン合板を2階に揚げてもらいました。
ちなみに写真では、小屋束の梱包を揚げています。
この梱包がネダノン合板の上に載っていたので、先に揚げる必要があったんです。
ロシアーウクライナ紛争以来針葉樹合板の流通が滞っていますが、今回も無事手配することが出来ました。
2階に揚げられた梱包を解き、さっそく床梁の上に敷き込んでいきます。
28×910×1820の合板の重さは、およそ25kg!
これをを1枚1枚、手で持って運びます。
足元が悪いでしょ?
結構、怖いんですよね・・・。
無事、敷き込み完了です。
1枚1枚に番付が記入されています。
これを見ながら配置し、四隅に釘を打って仮留めとしました。
本当は、150mm間隔に、N75釘を留め付けなければなりません。
でも、雨が降るかもしれないので仮留めにしたんです。
雨の具合によっては、交換するかもしれないでしょ・・・。
続いて柱を立てました。
足場が良くなったので、作業効率が上がります。
あっと言う間に完了しました。
引き続き、小屋梁&母屋材を揚げてもらいました。
そして、これを間配りします。
いよいよ、建て方再開です。
プレカット加工された梁の写真です。
小屋梁および母屋材には、中国木材のドライビームを採用しています。
息の合った作業でテキパキと建て方を進めているのは、足場屋さんです。
昔は大工と鳶職が行っていた建て方作業ですが、弊社ではいつしか大工と足場業者で行うようになりました。
そして今回、足場業者のみで行っています。
何の問題もありません。
最近のプレカットは加工不良なんて、ありませんから・・・。
あっと言う間に、小屋梁の取付が終わりました。
上から見ると、こんな感じです。
そのまま、構造金物の取付に移行。
その間、梁下では建て入れ検査を行っています。
建て入れ検査とは、柱が真っすぐに立っているかどうかを調べる検査です。
まず検査前に、仮筋交いを梁に仮留めします。
ちなみに弊社では、30×105×4000の大間柱を採用しています。
仮筋交いは、本筋交を取付ける際に取外します。
このサイズであれば、壁の下地や開口部のまぐさ・窓台等に利用できるからです。
写真の斜めに掛けられた材が、仮筋交いです。
この段階では、上端が梁に留められているだけで柱には留められていません。
仮筋交いの仮留めが終わったら、防風下げ振りを柱に取り付けます。
錘の先端が、十文字の交点にあれば柱が垂直に立っていることになります。
右に寄っていれば、左に傾けなければなりません。
その時に使うのが、写真の屋起こしです。
上端を梁に、下端を床合板もしくは床梁に当てます。
そして真ん中にあるハンドルを回すんです。
回す方向で、棒が延びたり縮んだりします。
これで柱の傾きを修正する訳です。
錘の位置が十文字の交点になれば、合格!
仮筋交いを柱に留め付けて完了!
これをそれぞれの壁通り毎に行います。
ここまで掛かった時間は、2時間です。
途中、足場を直したりネットシートを直したりもしています。
中々良いペースでしょ?
10時の休憩を挟んで、母屋の施工に入りました。
小屋束を立て、端から順番に母屋を載せていきます。
一番高い棟木を小屋束の上に立てて、祝上棟!
引き続き、母屋を載せていきます。
今回は、妻壁上部に登り梁を設けてみました。
構造的には、特に必要ありません。
でも、これがあると断熱パネルの留め付けがきれいに納まるんです。
今後は、標準施工にするつもりです。
お昼を少し回った頃、建て方が完了しました。
足場の頭頂部に耐風梁を固定して、足場も完成!
これにて、本日の作業終了です。
現場内の片付けをして、現場を離れました。
月曜日は、屋根下地材の荷揚げからスタート!
そのまま、屋根タルキや屋根断熱材の施工に入ります。
雨降らないといいなぁー!
でも、暑くなるのはイヤだなぁー。
適度な風は涼しくて助かるけど、強すぎると危ないんですよね・・・。
posted by Asset Red
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電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
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