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8月22日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇りのち晴れ。
練馬区東大泉5丁目の『FPの家 N邸』では、屋根下地の施工が始まりました。
先週土曜日の写真です。
まだ、屋根下地はスカスカでしょ?
まずは、必要な材料を2階もしくは小屋まで上げなくてはなりません。
レッカーは使用しないので、担ぎ屋さんを手配して手揚げを敢行しました。
野地合板
FPウレタン屋根パネル
屋根タルキ
破風下地
1階床用ネダノン合板
1・2階用筋交い
これらを、前面道路に停められたトラックの荷台から運びました。
ただし筋交はユニックで2階に、1階用ネダノン合板は地面にユニックで降ろしてもらいました。
以前は大工とトラックの運転手で行っていましたが、最近の運転手は手伝ってくれません。
国交省の意向で、別途料金を支払わなければ手伝ってはいけないそうです。
だったら、担ぎ屋さんに頼んだ方が高効率!
という事で最近は、担ぎ屋さんにお願いしています。
大工からの評価も上々です。
荷揚げをした後は疲れてしまい、作業に集中できる訳ないでしょ?
私も手伝わなくて良いので、気が楽なんです。
でも最近は担ぎ屋さんの需要が増え過ぎたのか、手配が困難になって来ました。
みんな考えることは一緒なんですね・・・。
単に重労働だから、成り手が少ないのかな?
今回から国産杉を使った野地板を採用しています。
ロシアーウクライナ紛争の影響で、針葉樹のラミナが入手困難になりました。
軽くて作業性は良さそうですが、耐水性はどうなのかな?
念の為、極力濡らさないように配慮したいと思います。
荷揚げ中も、大工による屋根下地作業は少しづつ進んでいました。
まずは、屋根タルキの取付から・・・。
でも、その前にタルキを455mmピッチで小屋組の上に仮並べしました。
全てのタルキには、部材番号と全長が刻印されています。
これ、プレカット加工されているんです。
だから、両端の加工と長さの正寸カットが為されています。
だから、桁の上に並べて釘で固定すれば良いんです。
楽チンでしょ?
とは言っても、大変なんです。
何しろ米松のKD材を150mm×45mmのサイズに製材したタルキです。
結構重いんです。
しかも長さが3000mmを越えています。
振り回すのも、力がいるんです。
2時過ぎには、タルキの取付が完了しました。
ちなみに桁との取合いには、ラフターロックという大型のタルキ留めを取付けています。
タルキの成が大きいので、一般的なタルキ留め金具は使えません・・・。
そしてタルキ間に断熱パネルを充填します。
写真の銀色をした物体が、弊社の断熱パネルです。
木枠が見えるでしょ?
だから、タルキにしっかりと固定できるんです。
その名も『FPウレタン屋根パネル』。
厚さ105mmの硬質ウレタンフォームが、木枠の中にたっぷりと充填されています。
その熱抵抗は5.526ですから、厚さ248mmのグラスウール16Kに相当します。
専用工場で1枚1枚オーダー製作される為、寸法精度が高く密度等の品質も安定しているのが特長です。
しかも防風層や防湿層を兼ねているので、余計な施工も必要ありません。
施工ムラによる性能低下の心配もない訳です。
凄いでしょ!そして上面には、アルミクラフト紙が貼られています。
屋根パネル上面とタルキを下から撮ってみました。
この後、タルキの上に野地板を張ります。
この空間が通気層になる訳です。
アルミ層が、日射による輻射熱を反射してくれます。
反射した熱線は野地板を温めます。
だから通気層内の空気は熱くなるんです。
この熱が屋根パネルに伝わるのはゴメンでしょ?
だから通気層が必要になります。
一般的には30mmの通気層を取るようです。
でも弊社では、45mmの通気層を設けています。
大きい方が、より排熱効果が高いからです。
ここを熱くなった上昇気流が、どんどん流れていきます。
そして屋根の頭頂部に設けられた換気棟から、外に排出されるんです。
今日のところは、屋根パネルの取付でタイムオーバーとなりました。
引き続き、明日も屋根パネルの取付を行います。
取付が終われば、野地板を張ります。
その様子は、明日ご報告する予定です。
お楽しみに・・・。
posted by Asset Red
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