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経済産業省は6月20日、総合資源エネルギー調査会の建築材料判断基準WGにおける検討結果として、『窓の性能表示制度に関する取りまとめ』を公表しました。
以下、ナイスビジネスレポート第2240号からの抜粋です。
『JIS A4706』で新設された日射取得性の評価指数については、『日射取得率』の数値およびその数値に応じた3段階の等級で表示する方法が示されました。(図3)
なお日射取得性については、地域や方位によって適切な窓が変わり得るため、単に『数値が高いものや日射量の多いマークが良い』という印象を消費者に与えることを避けるべきであるとしています。
よって性能を想起させる『日射熱取得性』ではなく、『日射熱取得率』を用いることが定められました。
また『日射熱取得率』については、現時点で消費者が内容を十分に理解しているとは言えないため、『窓の性能表示ラベルに係るガイダンス』を関係業界と協力して作成し、消費者および営業担当者や設計担当者等に提供、理解を醸成していくとしています。
表示ラベルのデザインについては、『断熱性能』と『日射熱取得率』を合わせた縦と横の2通りの表示としています。
またラベル作成の負担を考慮し、熱貫流率および日射熱取得率の数値を表示しないものであっても良いとする方針です。
性能等級の決定方法についても見直しが為されました。
窓の断熱性能の指標である熱還流率は、窓のサイズによって数値が変わるため、消費者にとっては分かりにくく、事業者にとっても管理上の負担が大きく説明が難しいという声が多かったことを受け、今後は同一シリーズの窓製品であれば代表サイズを採用して評価することを認めることで、共通の性能等級を使用できるようになりました。
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