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練馬区東大泉5丁目の『FPの家 N邸』の話です。
ようやく、防火樹脂サッシの取付けが完了しました。
1階の掃き出し窓。
2階吹き抜けの小窓。
掃き出し窓の外側には防火シャッターが設けられるので、樹脂スペーサーが採用されています。
でも、その他の小窓のスペーサーはアルミ製。
残念ながら、防火サッシの場合は樹脂スペーサーが使えないんです・・・。
ガラスとガラスの間の中空層を確保するのがスペーサーの役目です。
でも樹脂製とアルミ製では、ガラスの周縁部の温度が全然違います。
こんな資料を見せられたら、樹脂スペーサーにしたくなりますよね?
でも、諦めるしかありません・・・。
サッシメーカーに、頑張って欲しいと思います。
そうそう、写真を見て気がついた方がいるかもしれません。
この現場では、トリプルサッシを採用しています。
弊社商圏内ですから、当然防火設備該当品。
でも、ガラスに網が入っていません。
エクセルシャノンのトリプルサッシって、樹脂フレームにトリプルガラスが入っているだけなのに防火設備なんです。
不思議ですよね。
網入りガラスって、眺望性に欠けるでしょ!
だから嫌いなんですよね。
網の入らない防火ガラスって、最高だと思います。
ありがとう!
エクセルシャノン。
単板ガラスから複層ガラス、そして三層ガラスになる事で、窓の性能は高くなります。
Low-Eガラスであれば、なおさらです。
上の図で、その理由を解説しています。
ご興味のある方は、確認してみてください。
複層ガラスの中空層別熱貫流率を比較したグラフを挙げてみました。
これを見ると、中空層に不活性ガスを充填すれば、さらに性能が上がる事が判ります。
だから弊社が採用する樹脂製窓には、アルゴンガスを充填したLow-Eガラスしか使わないんです。
窓の性能と言えば、断熱性ばかりが注目されます。
でも気密性も重要です。
隙間があれば、熱がソコから出入りするでしょ?
せっかく断熱性が高くても、熱の出入り口があったら意味がありません。
開口部の気密等級線を挙げてみました。
これを見る限り、A-4等級が一番隙間からの通気量が少ないんです。
だったら、A-4等級の窓を使いたくなりますよね。
でも実は、ほとんどの高性能サッシがA-4等級なんです。
だったら、どんな窓を使っても良いの?
って聞きたくなるでしょ!
ご安心ください。
そんな事はないんです。
アルミ・樹脂複合サッシと樹脂サッシの気密性を比較すると、後者の気密性の方が高い事がわかります。
そしてシャノンウインドの気密性は、更に高くなる事もわかります。
これが、弊社がエクセルシャノンの窓を採用する理由です。
実は、他にもあるんですよね・・・。
でも、ここには書きません。
機会があれば、書くかもしれませんが・・・。
最後に、現場の様子を書いておきます。
窓周りのウレタン処理が始まりました。
そして、窓周りの気密処理も始まります。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。