練馬・板橋で注文住宅を建てるなら地域密着の工務店アセットフォー

今日は水曜日、アセットフォーはお休みです。

3連休の最終日なんですよね。

しかも金曜日も休み・・・。

今週は仕事になりません！

 

今回は、ガラスの免責事項について書いてみようと思います。

L社の『複層ガラスの品質保証について』という書式を挙げてみました。

NETで検索すれば、PDFデーターを見る事が出来ます。

どのメーカーも、内容に差はないと思います。

この中に『免責事項』という項目があるんです。

免責とは、「責任を問われるのを免れること」。

上記書式には、続いてこんな事が記載されていました。

保証期間内でも、次の様な場合には保証対象外となります。

保証対象になっていれば保証期間中に破損しても無償で修理交換してくれます。

でも保証対象外であれば、保証期間に関わらず全て有償対応になる訳です。

例えば、⑥の項目にはこんな事が書かれています。

熱割れや、強化ガラス（耐熱強化ガラスを含む）の自然破損

熱割れとは、ガラスの種類と使用条件により、温度差が大きい場合に発生するガラスのひび割れを言います。

窓ガラスに日射が当たると、ガラスの中央部とサッシに挟まれている周辺部に温度差が出来ます。

この温度差が原因で、ガラスが自然に割れる事があるんです。

西日が強い窓のガラスが自然に割れてしまった！

まだ引渡しを受けてから数か月しか経過していないのに・・・。

無料で直してくれるんでしょ？

当たり前の発想ですよね？

残念！

熱割れは免責事項に該当する為、保証期間を問わず有償対応となります。

つまり修理には、費用が掛かるんです。

しかも複層ガラスや三層ガラスであれば、かなり高額です。

これ、必ず説明するようにしています。

そうでないと、イザという時に納得してくれない人が多いんですよね・・・。

もちろん私だって、納得出来ません。

でも自然現象だから、仕方無いんだそうです。

 

だったら割れないようにするしかないでしょ！

熱割れを防ぐなら、温度差を少なくするしかありません。

そこで、以下の点に注意する必要があるんです。

①カーテンやブラインドなどをガラス面に密着させない。また家具や遮蔽物をガラスに接近させない。

②ストーブなどの暖房器具や照明器具を接近させたり、エアコンやファンヒーターの風を直接ガラスに当てない。

③ガラス面に紙を貼ったり、塗料を塗ったりしない。

えっ！

こんな事、普通にやってますよね？

でも、NGなんです。

またガラスの内側に熱線吸収・反射フィルムや断熱フィルムなどを貼り付けると、熱割れすることがあります。

だから、フィルム販売元に事前に相談する事をお勧めします。

カーテンやブラインドを長期間閉めっきりにしていると、熱割れする事もあります。

久し振りにカーテンを開けたら、ガラスにヒビが入っていました・・・。

このケース、意外と多いんですよね・・・。

くれぐれも、熱割れにご用心ください。

万が一熱割れを発見したら、すぐにご連絡ください。

割れたままで放置するのは、もっと危険です。