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9月24日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は雨。
台風は温帯性低気圧に変わったようですが、海面温度の上昇が影響と思われます。
幸せ経済社会研究所の枝廣淳子氏が、「自分自身で行動するとともに、拡げていきましょう!」というメッセージを添えて
以前に資料を公開していました。
そこには、こんな事も書かれていたんです。
地球温暖化が進むと・・・
海面水温が上がります。
海水からの水蒸気量が増えます。
大気中の水蒸気量が増えます。
大気中で水蒸気が凝結する為、熱放出が増えます。
台風が発生します。
台風の発達度合いが高まり、強度も上がります。
まさに、現在の状況そのままではないでしょうか?
実際に、海洋の熱容量は増加の一途を辿っているそうです。
しかも、それだけでは無いんです。
『温暖化の多重の悪循環』という言葉を聞いた事がありませんか?
地球温暖化が進み気温が高くなると、大気中に保てる水蒸気量が増えます。
気温が1℃上がれば、水蒸気量は7%も増加するそうです。
大気に含まれる水蒸気量が飽和水蒸気量を超えれば、雨になります。
この時の雨は、より激しい豪雨になるそうです。
一方、晴れが続けば空気が乾燥します。
気温が1℃上がると、落雷数が10~12%増えるという研究結果もあるそうです。
樹木の水分が減り、森林も乾燥します。
適度に湿った森林であれば、落雷があっても山火事になる事は多くありません。
でも乾燥した森林は大規模な山火事を引き起こします。
最近、こんな大規模な山火事のニュース多くありませんか?
山火事によって排出された大量のCO2もまた、『温室効果ガス』になるんです。
まだまだあります。
温暖化が進めば、北・南極や氷河の氷が融けます。
シベリアに広がる永久凍土だって、融け始めます。
すると、その中にあるメタンガスが地上に放出!
メタンはCO2の21倍もの温室効果を有するガスなんです。
これが大量に放出されれば、ますます温暖化が進みます。
完全に悪循環ですよね。
だからこそ、台風や豪雨等の被害増大が懸念されている訳です。
地球温暖化、なんとかしないとマズイでしょ!
弊社が創業以来、高断熱・高気密住宅をつくり続けているのも、地球温暖化対策のひとつなんです。
省エネ住宅をつくれば、暖冷房エネルギーが少なくなるでしょ!
その分、化石燃料を使わずに済みます。
化石燃料の使用がCO2の大量発生に繋がり、その結果、地球温暖化の抑制に繫がる訳です。
だったら、これを使わなければ良いんです。
練馬区東大泉5丁目でも、『FPの家』づくりが行われています。
今週末には、構造見学会も開催されます。
弊社の家づくりを、ひとりでも多くの方々に知ってもらいたいんですよね・・・。
現場では、相変わらず室内の作業が進められています。
例えば、こんな物を2階床合板の上に敷き込みました。
こんな感じです。
黒い物の正体は、制振ゴム!
その名も『ユニフェルト6R』。
厚さ3mmの合成ゴムと厚さ3mmのフェルトを貼り合わせた複合材です。
制振といっても、地震の揺れを抑える部材ではありません。
これをフローリングと床合板の間に挟む事で、階上音の抑制を図ることが出来ます。
ちなみに500Hzにおける軽量床衝撃音低減量は-17dBとの事。
-10dBで音が半分に感じるそうですから、1/4程度になると思って差支えないかも・・・。
音の伝わりを抑制する(制音)には次の3つの方法があります。
①制振~クッション性の高い材料を使って、固体音を抑える。
②遮音~より重く厚い材料を使って、伝播音を遮る。
③吸音~振動して音エネルギーを減退させる材料を使い、伝播音を吸収する。
制振ゴムの場合は、①と②に該当するようですね。
とにかく重いので、階上に揚げるのが大変です。
でも施工は至って簡単。
ただ、敷き込むだけですから・・・。
合成ゴムとフェルトの複合材ですから、カットも簡単にできます。
しかもクッション性が高まるので、転倒時の安全性や疲労度にも違いが出るんです。
当然、安全かつ疲れにくくなります。
このところの天候不順で、外回りの作業はまったく進んでいません。
困ったもんです・・・。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。