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昨日、北海道から無事帰って来ました。

『FPの家』グループ誕生35周年記念全国大会＆全国青年部（次世代）会に出席して来たんです。

以下、FPパネルの製作・販売を手掛けるFPコーポレーションの前川代表の挨拶からの抜粋です。

『FPの家』が誕生した翌年の1986年に発足された『FPの家』グループは、この4月で晴れて36年目を迎えました。

これも偏に『FPの家』をつくり続けてこられた会員の皆様、各部材メーカーの方、関係協力会社の方々にこれまで多大なご尽力を戴きましたおかげかと、改めて厚く御礼申し上げます。

前回の全国大会から6年が経ちましたが、この間『FPパネル』はレジリエンスアワード・グッドデザイン賞・キッズデザイン賞を受賞いたしました。

『FPパネルとその工法』が業界内に留まらず、評価を受け広く認知されました。

これも『FPの家』をつくり続けてこられた会員の皆様の努力の賜物であると心より感謝申し上げます。

各賞の受賞コメントでは、強靭さ・断熱気密性能・温度差の少ない室内住環境など、今まで私達がずっと言い続けてきたことが改めて評価を受けた事がわかります。

このような評価を受けたことから、私達の信念は正しかった事が証明されたと言えますが、今後を見据えた時、このままで良いとは思えません。

2050年にカーボンニュトラルを目指すという国の指針に沿い、この10月から断熱等級に5・6・7が追加され、今後ますます住宅の高断熱化が進むと考えられます。

この事からウレタンの性能を上げる必要があると考え、ウレタンのHFO化を実現いたします。

従来のCO2からHFOガスに変えることにより、『0.019W/m・K』の断熱性能に加え、経年劣化が大きく改善されます。

今後も国の施策は、更なる『住宅＝性能』を求める傾向が高まっていくように思います。

時代のニーズに対応し、常に基準値以上の性能を有す『FPの家』をより一層お引き立てて戴きますように、引き続き宜しくお願いします。

FPパネルの売り手が買い手に対してお願い＆報告した内容を、敢えて転載させて戴きました。

ここで言っている『HFO発泡ウレタン』とは、弊社が採用しているプラチナFPパネルの事。

処方を変更した事で、0.020W/m・Kの熱伝導率が0.019W/m・Kに改善されています。

従来は2種類あったパネルを各会員が選択していましたが、今後は1種類のパネルしかない事になります。

当然、スケールメリットが出てくると思います。

でも価格高騰もあるので、価格の設定がどうなるのか不安は残ります・・・。

良い方向にいけばいいんですが・・・。

切り替え時期は、まだ決まっていません。

原料が、まだまだ不安定なんですよね。

もちろん弊社はプラチナパネルしか使わないので、特に何も変わらないんですが・・・。