10月07日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は雨時々曇。
寒いし、こう雨が続くとイヤになっちゃいますよね・・・。
それでも練馬区東大泉5丁目の『FPの家 N邸』では、雨の合間を縫って外部作業を行っています。
今日行っているのはラス網の施工です。
毎度お馴染みのラス網、富士川建材工業㈱の『フジカワ通気ラス75Evo』を使います。
以下、メーカーの製品チラシからの抜粋です。
①ラスの材質は溶融亜鉛メッキ鋼帯で、耐食性・防錆効果が高くモルタル壁を長期に渡って支え続けます。
住宅金融支援機構の基準(700g/㎡)及び日本建築学会基準(800g/㎡)をクリアーする831g/㎡の質量で剛性は十分に確保しています。
②裏打ち材がポリエステル不織布で半透明になっているので、下地がよく確認出来ます。
よってステープルの打ち損じを減らし、漏水の原因になり得るピンホールを増やしません。
③リブ(力骨)のピッチが従来品(150mm)に比べ、半分の75mmになっています。
これにより剛性が格段にUP!
ラスが撓みにくくなり、補助胴縁が無くても施工できるようになりました。
④鋼板の厚みは0.3mm、リブの山高は従来品(5mm)と比べ3mmと低く設計されているので、ラス鋏が簡単に入ります。
そのため労力が減り、施工しやすくなりました。
⑤リブの山高を低く抑えた事により、モルタルへのストレスを大幅に軽減!
リブラス特有の横方向へのクラックに対して、その発生率を抑える事に成功しました。
中々、良いラス網でしょ?
とにかく施工性が良いんです。
従来のラス網と違い補助胴縁の施工が不要なので、その分工期を短縮できます。
雨天でなければ、1日で終わっていたと思うんだよなぁー・・・。
しかも下地の様子が見られるので、誤って電気配線にステープルを打つこともありません。
これ、意外とやっちゃうんです。
だから、凄く助かります・・・。
せっかくですから、現場の様子も少しだけ挙げておきます。
現場では、まず土台水切部分に補助裏打ち材を増し張りしました。
フジカワ通気ラスは、施工時のラスの継ぎ目を考慮してラス部分と裏打ち材をずらして固定されています。
そのため、そのまま張ると、裏打ち材のない部分が出来てしまいます。
土台水切り部分や開口部廻りなどが、これに当たります。
従来は、ここにアスファルトフェルト等をカットして使用するか、ラスの部分を裁断して施工していました。
でも最近は、良い部材が販売されているんです。
これが、補助裏打ち材です。
ちょうど良い巾に裁断されたターポリン紙がロール状になっているので、効率良く作業が進められます。
次に出隅部分にラス網を張っていきます。
この部分には力が集中するので、ラス網を重ね張りするのが一般的なんです。
室内ではキッチン背面の家具製作が進められています。
間接照明用のスペースも、あと少しで完成です。
白いパーティクルボードを加工して組立てますが、厚いパネルを利用するため、とにかく重いんです。
「もっと軽いパネルにしてよ・・・。」
大工さんにも、お願いされてしまいました。
小屋裏点検用の梯子ユニットの取付も完了!
ここを上がれば、小屋裏に設置したエアコンやブースターファンのメンテナンスが簡単に行えます。
設備は必ず壊れます。
メンテナンスを意識した家づくりって、重要だと思います。
ロールスクリーン用のスリットも完成!
だんだんと形が出来てきました。