室内空気中に含まれる有害物質の量を測る必要があるのでは?

板橋区徳丸1丁目の『FPの家 O邸』の話です。

日曜日に行った見学会の後、ある事をしました。

何だと思いますか

ヒントは、弊社がお引渡し前に行っている事。

ひとつは気密性能測定。

二つ目は換気風量測定。

そして三つ目が室内空気環境測定です。

今回行ったのは、三つ目の室内空気環境測定でした。

なんだか仰々しいネーミングですが、たいした事をしている訳ではありません。

こんなバッジを2つ用意して、室内に設置すればいいんです。

 

弊社では、4尺脚立の上部に挟みつけてリビングに設置します。

床から1.2~1.5m(口の高さ)に設置するのが望ましいそうです。

この状態で24時間、静置します。

この間、室内に立ち入る事は出来ません。

侵入者の身体についた成分が測定バッジに採取されるのを防ぐためです。

その為、玄関ドアに『立入禁止札』を貼り、工事キーを持ち帰るようにしています。

24時間経過したバッジは、速やかに回収。

分析期間に送付して、バッジを解析してもらいます。

そうそう、室内空気環境測定の目的を書いていませんでしたね。

室内の空気中に含まれる『有機化合物』の放散量を知るのが目的です。

私達が口にしている者の中で、室内空気は一番多いそうです。

だからこそ、空気の質に拘らなければなりません。

一方、室内には様々な汚染物質が蔓延しています。

ヤバイでしょ

だったら、せめて・・・。

換気システムが有効に働いているのか

使用された建材から有害な物質が出ていないか

をバッジを使って調べてみませんか

という訳なんです。

弊社では、合成接着剤の使用を極力減らすようにしています。

合板建材やビニールクロスの使用も控えているし、合成塗料は使いません。

もちろん、換気システムもしっかり働いているのを確認しているし・・・。

だから分析結果を見ると、有害物質はほとんど検出されません。

と言っても、調べている有害物質は以下の5つだけなんです。

①ホルムアルデヒド

②トルエン

③キシレン

④スチレン

⑤エチルベンゼン

室内空気には、他にも有害物質が含まれている筈でしょ

だからこそ、換気システムがしっかりと働いている事を確認する必要があるんですよね・・・。

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