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先日、板橋区徳丸1丁目の『FPの家　O邸』で行われた完了検査の様子を挙げてみました。

何をしているかわかりますか？

これ、建物の軒先高さを計測しているんです。

検査員が、黄色いポールらしき物を持っているでしょ？

コレ、FRP製の伸縮式測定棒なんです。

私は勝手に『如意棒』と呼んでいました。

そう、孫悟空の持つ伸縮自在の棒です。

残念ながら、正式名称を知りません・・・。

そこで、この機会に調べてみました。

製品名をSK伸縮式メジャーポールと言うそうです。

8m品と12m品があるようです。

2階建てなら8m品、3階建てなら12m品を使えばいい訳です。

測定方法は至って簡単！

黄色い部分を延ばして、先端のフックを測りたい部位に引っ掛けます。

この時、ジョイント部をしっかりと延ばさないと正しい値が出ないので、ご注意を！

そして、黄色い棒の下端を地面に置きます。

高さを読む窓があるので、その時の値を見れば完了です。

地面から軒先までの高さを測る事が出来るんです。

この値と確認申請図書に書かれた軒先高さを比較すれば、寸法通りの高さに施工されているかどうかがわかる訳です。

図面通りに出来ていれば、各種斜線をクリア出来ている事になります。

でも図面よりも高くなっていれば、各種斜線に抵触しているかもしれません・・・。

それを確認する為の計測機器なんです。

面白いでしょ？

でも、結構高いんですよね。

8m品で5.0万円位、12m品で7.5万円位るそうです。

気軽に買える値段ではありません・・・。