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今日は木曜日。
でも『文化の日』で、アセットフォーはお休みです。
なんで、文化の日なの???
調べてみると、こんな事が書かれていました。
内閣府「国民の祝日について」によると、文化の日には「自由と平和を愛し、文化をすすめる」という意味があるようです。
1946(昭和21)年のこの日、平和と文化を重視した日本国憲法が公布されたことを記念して、1948(昭和23)年公布・制定の祝日法で国民の祝日に定められました。
ちなみに戦前は、明治天皇の誕生日であることから「明治節」という祝日だったそうです。
という事で、たまには文化的なお話を書きたいと思います。
先日、お客様のお宅にお邪魔してきました。
打ち合わせが目的です。
少し早めに目的地に到着!
時間調整の為、すぐ近くに建つ有名な建物を覗いて来ました。
こんな建物です。
国指定重要文化財『自由学園明日館』。
結婚式を行っていた為、外観を見ることしか出来ませんでした。
残念・・・。
せっかくですから、案内板に書かれた説明書きを抜粋してみようと思います。
自由学園は、羽仁吉一・もと子により大正10年(1921)に女学校として創立された。
明日館はその自由学園誕生の校舎で、その設計は羽仁夫妻の教育思想に共鳴した世界的建築家フランク・ロイド・ライト。
彼は自らの建築思想を融合させて校舎を建築した。
自由学園は生徒の増加に伴い、昭和9年(1934)に東京都東久留米市に移転。
その後、この建物は卒業生の活動の場として使われた。
羽仁夫妻が自由学園と日本の教育の明日を託して『明日館』と命名。
太平洋戦争末期の空襲で池袋周辺は壊滅的被害を受けるものの、幸いにも明日館は被災を免れる。
その後老朽化が進み、昭和40年代になると取り壊しの可能性もあったが、卒業生・建築家をはじめとする多くの関係者らの保存への思いが結実。
この地での保存が決定した。
建築の特徴は高さを抑えて水平線を強調した屋根、窓やドアなどをはじめ幾何学的デザイン。
建物の中に入ると床の高さを少しずつ変えた部屋を連続させた空間構成など、『プレイリースタイル(草原様式)』というライトの第一期黄金期の作風をよく表している。
昭和2年(1927)に道路を隔てて竣工したライトの弟子、遠藤新設計の講堂とともに、これら一連の建物がライトの作風を示す典型的な建築として重要であると評価され、平成9年5月29日に重要文化財に指定された。
その後、約3年間の保存修理工事が実施され、現在は『使いながら保存する文化財』として、見学はもちろん結婚式・コンサート・展示会・公開講座など多くの人が利用し、文化財建築物として保存されている。
平成28年 豊島区教育委員会
実は私、20代の頃にアメリカまでライトの建物を見に行きました。
スケジュールと予算の関係で落水荘こそ見られませんでしたが、有名どころはひと通り見学する事が出来たんです。
住人の話を通訳越しに聴く事も出来たんです。
そして感動しました・・・。
30年以上経った今でも、その感動は忘れていません。
国内にいくつかあるライトゆかりの建物も、いつか見てみたいと思っていたんです。
でも中々見る機会を作れず、現在に至ります。
今回は外観だけでしたが、今度は室内も見てみたいですね。
そうそう、帰り掛けにJMショップも覗いてみました。
明日館に併設されている、自由学園生活工芸研究所 直営店です。
興味のある方は、HPをご確認ください。
https://jiyu-craft.typepad.com/jm/
オリジナルのテキスタイル製品や手作りぬいぐるみ、また明日館のオリジナルグッズや明日館を設計した「フランク・ロイド・ライト」のデザイングッズなど様々な製品が販売されています。
私も、オリジナルマスキングテープを購入しました。
中々可愛いテープでしょ?
価格は360円(税別)/個でした。
案外、安いですよね?
どうでしたか?
文化的な話になっていたのかな・・・。
posted by Hoppy Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。