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間もなく、結露の季節が到来します。
窓にびっしりと付いた水滴で、外が見えなくなる・・・。
憂鬱ですよね・・・。
結露の正体は、空気中の水蒸気です。
暖かく湿った空気が急に冷やされると、空気中の水蒸気が水滴になる現象を結露と言います。
お風呂の天井の滴、湿気で曇る眼鏡、ビール瓶に付いた水滴なども結露の一種なんです。
結露は暮らしの大敵です。
お住まいの皆様の健康を害することもあるし、家や家具・カーテン等を傷ませることもあります。
今回は、結露を抑える10のポイントを挙げてみました。
是非、参考にしてください。
①調理中や食事中は換気をしよう!
調理中や食事中にも湯気として水蒸気は発生します。
忘れずに換気扇を回しましょう。
②入浴後は換気をしよう!
浴槽やシャワーのお湯から水蒸気は発生します。
入浴後も換気扇を回したり、浴槽にフタをしましょう。
③就寝時の換気や空気の循環も大切です。
就寝時の身体からも汗や呼気などが水蒸気として発散されます。
そのため寝室を閉め切ると空気が循環できず、湿気がこもってしまいます。
ドアを少し開けて空気を循環させたり、窓を開けて新鮮な空気を満たしてから寝るなどの工夫をしましょう。
④洗濯物の室内干しの時は除湿器などを一諸に使おう!
洗濯物の室内干しは湿度をぐっと上昇させます。
除湿器などを使い、湿度が上がり過ぎないようにしましょう。
⑤使っていない部屋も換気しましょう!
水蒸気は発生しなくても、他の部屋から侵入してきます。
室内の温度や窓の表面温度が低いと結露が発生するので、使っていない部屋も適度に換気をしましょう。
⑥カーテンや障子はこまめに開けよう!
カーテンや紙貼り障子を閉めていると窓側が湿度の高い空間になり、結露が発生しやすくなります。
長時間閉めたままにせず、こまめにカーテンや障子を開けましょう。
⑦窓に強い風が当たらないような工夫をしましょう!
強い風が窓に当たると熱が奪われ表面温度が下がり、結露が発生しやすくなります。
風が吹き込む方向に木を植えたり、雨戸を使ったりして、風が窓に当たるのを防ぎましょう。
⑧新築時はこまめな換気を心掛けましょう!
新築の家の木材は多くの水分を含んでいることがあります。
冬などの乾燥時に室内に水分を放出する事もあるので、こまめな換気を心掛けましょう。
⑨冬季はエアコンや電気ストーブを使おう!
冬の時期は水蒸気が発生しないエアコンや電気ストーブ、密閉型の暖房機を使いましょう。
⑩加湿器は湿度を40~60%に設定しよう!
室内の快適な環境は、温度20℃/湿度50%と言われています。
加湿器などで湿度を上げすぎないようにしましょう。
LIXILの『住まいと結露の豆知識』から、一部を抜粋して転載させて戴きました。
断熱性・気密性が高く、計画換気が機能している家であれば、結露の被害は少なくなります。
でも、あくまでも結露は自然現象です。
温度と湿度の関係で、高性能住宅と云えども結露することはあるんです。
普段から、結露の起こりにくいライフスタイルを送ることが重要だと思います。
上記の①から⑩のポイントを参考に、住まい方のチェックをしてみてはどうでしょうか?
posted by Asset Red
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東武東上線 東武練馬駅下車5分
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