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練馬区田柄2丁目に建つ『FPの家 N&F邸改築工事』の話です。
先日、コロニアル・NEOの撤去工事が終わりました。
アスベストを含まない化粧スレートですが、その分耐久性が低く、築16年超で限界・・・。
日の当たらない面はほぼ問題ありませんが、日当たりの良い面にはあちこちクラックが見られました。
このまま、放っておく訳にもいかないし・・・。
既存の屋根材を剥がしてみると、下葺き材は健全でした。
野地合板だって、健全そのもの!
野地合板下に設けた通気層が、ちゃんと仕事をしてくれているようです。
この機会に下葺き材も新しくしました。
さあ!いよいよ屋根材の葺き込み開始です。
今回採用したのは『アスファルトシングル』。
あまり聞き慣れない屋根材かもしれません。
でも欧米では、比較的使われている屋根材なんです。
ガラス繊維で強化したアスファルト製の屋根材を葺く工法です。
屋根材自体は、イラストのような構造になっています。
その最大のメリットは、軽い事。
重さが一般的な瓦の5分の1程度しかないんです。
今まで使っていた化粧スレートと比べても、4割程度軽くなっています。
頭が重いと重心が高くなってしまい、地震の際に揺れ易いんですよね。
その分、耐力壁が多く必要となります。
軽ければ、建物や地盤に対する負担が少なくなり、結果として建物の寿網を伸ばすことにつながります。
防水性・防音性にも優れています。
また瓦のように落下することもないため、地震や強風の際に危険をもたらすこともありません。
もちろんアスベストが含まれていないので、人体に対する影響を心配する必要もないんです。
見た目は、化粧スレートと大差ないでしょ?
個人的には、こっちの方が質感があって良いと思います。
耐久性も意外と高く、しかもメンテナンスが簡単に行えます。
とにかく軽いから、施工性も良いんです。
posted by Asset Red
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電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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