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昨日、弊社OB宅にお邪魔してきました。
主たる目的は、換気システムのフィルターを交換する事。
こちらのお宅では、ガデリウス社の24時間計画換気システムを採用しています。
その名も『RDKR』、最近話題の第一種熱交換型換気システムです。
ちなみにガデリウス(GADELIUS)社は、1890年にスウェーデンで創業したスウェーデン外資専門商社です。
スウェーデンに古くから伝わる「物質的な豊かさよりも、本物と長く付き合うことを選ぶ」という価値観のもと、さまざまな建築材料・設備を日本に届けてくれています。
弊社が標準採用している木質玄関ドアも、ガデリウス社のモノなんです。
本物と長く付き合うことができます・・・。
この換気システムも、正にソレ!
とにかく部品の供給期間が長いんです。
そもそも換気システムって、長い間使うモノでしょ?
20年使っている間には、部品も老朽化します。
例えばモーターや熱交換素子がダメになったから、交換したい!
でも20年後に部品を注文した時に、こんな返事が来たら困りますよね?
「申し訳ありません。既に製造を終えている製品の為、交換部品もないんです。」
えっ!じゃー、どうしたら良いの?
「本体ごと、新品に交換してください。」
えっ!だって、他の部品は壊れてないよ・・・。
ウソみたいな話でしょ?
でも日本の換気メーカーでは、こんな話はたびたび起きているんです。
ウソみたいな本当の話なんです。
そもそも部品ひとつひとつが、日本のモノよりもゴツイんですよね。
プラスチックを使った部品なんて、そうそうありません。
だってプラスチックって耐久性低いでしょ!
最初から耐久性の低い素材を重要な部品には使わないんです。
販売価格を下げるために耐久性の低い部品を使ったりすれば、正にコレでしょ?
『安物買いの銭失い』
そんな理由で、弊社ではガデリウス社の換気システムをお勧めしています。
第1種熱交換型換気システムをお求めの方には・・・。
ずいぶんと脱線しちゃいました。
話を戻したいと思います。
そう、フィルター交換の話です。
RDKRの場合、2枚のフィルターを1年に1回程度交換しなければなりません。
本体の蓋を開けた時の写真です。
赤いラベルの貼られた部品が給排気のファンとなります。
そして、その横に設置されているのがそれぞれのフィルターとなります。
写真で言えば、左側が外気の汚れを取るフィルター。
そして右側が室内に供する空気の汚れを取るフィルターとなります。
取付方法も、さほど難しい訳ではありません。
①電源を切り
②本体の蓋を開け
③給気フィルター・排気フィルターを交換
④本体の蓋を閉めて
⑤電源を入れます。
⑥フィルター交換サインの点滅を消すには、コントローラーの『*』ボタンを10秒程度押します。
これで完了です。
必要な工具は、+ドライバー×1本だけ!
簡単でしょ?
交換時間も10分程度でしょうか。
ご自分で交換する方もいるし、弊社に依頼される方もいらっしゃいます。
今回は弊社がフィルターを用意し、私が交換を行いました。
もちろん、有償工事です。
定期点検と一緒に行うことが多いですね。
その際に、換気システムのメンテナンス方法なんかもレクチャーします。
最後に、1年使ったフィルターの様子を撮ったものを挙げておきます。
外気の汚れを取るフィルターです。
袋状になっているので、中を覗くように撮ってみました。
下の方に小さい虫の死骸も落ちています。
外気って、思った以上に汚れているんですよね・・・。
室内の空気を回収し、外気と混ぜて室内に戻すのが第1種換気システムです。
回収した空気にも、当然埃等の汚れは含まれています。
それを取り除くフィルターがこれです。
先程のフィルターに比べると、汚れは全然少ないと思います。
細かい埃しかありません。
でも、こんな埃でも吸込みたくはないでしょ?
室内の空気も、意外と汚れてるんですよね・・・。
だからこそ、定期的なフィルター交換は必要です。
フィルター代が少し高い気もしますが、ご家族の健康には変えられないでしょ?
換気って地味だけど、ご家族の健康にとって、とっても大切なモノなんです。
だからこそ、換気システムの機能を左右するフィルターの交換って極めて重要なんです。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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