blog
凄いニュースが入ってきました。
開口部リフォーム(高断熱窓)への大型補助金が閣議決定されたようです。
事業名称は『住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業等』。
その背景は以下の通りです。
家庭部門の省エネを強力に推進するため、新たな住宅省エネ対策が閣議決定されました。
ここには、住宅の断熱性の向上に資する改修などの住宅省エネ化への支援強化が盛り込まれています。
これを踏まえ、令和4年度補正予算案に『1,000億円規模の大型の補助金制度(開口部リフォーム)』がスタートする予定です。
なお、掲載内容には変更の可能性もあります。
当制度の詳細については、国交省のhpにてご確認ください。
住宅所有者がリフォーム事業者に工事を発注して実施するリフォーム工事が対象となります。
補助の対象ないようは、以下の通り。
①1戸当たりの上限金額200万円。
②1申請当たりの合計補助額が5万円未満の場合は申請出来ません。
また対象工事は、次の通りです。
対象となるのは、令和4年11月8日から令和5年12月31日までに工事請負契約を締結し、事業者登録を行った後に着工し、令和5年12月31日までに完成した工事です。
なお事業者登録の期間は令和5年1月中旬から遅くとも令和5年11月30日となる予定です。
また令和3年度補正予算に基づく『こどもみらい住宅支援事業』において事業者登録を受けている事業者については、『この事業の事務局開設日(令和4年12月中旬予定)』以降に着工したものが補助対象となります。
つまりこどもみらい住宅支援事業に事業登録をしている弊社の場合は、1か月以上も早く着工ができる訳です。
こどもみらい住宅支援制度との共通点・変更点は次の通りです。
・事業者登録が必要です。
申請者は建築事業者・販売事業者・施工業者等となります。
・事業者が補助金を受け取り、お施主様へ還元します。
工事時の値引きで対応が可能となります。
・世帯制限はありません。
賃貸を含む全世帯が対象となります。
・窓改修の補助額が単価アップしました。
補助率は1/2相当となります。
・工事後申請により工期を変えることなく補助金活用が可能です。
ただし着工は事業者登録後となります。
・申請はオンライン申請となります。
・他の国の補助金併用は出来ません。
地方自治体で国費充当されていない補助金は併用可能です。
・補助制度が3省合同化され、登録・申請がワンストップかしました。
さらに3省合同の補助制度で、従来からあるエコ住宅設備・断熱改修や住宅子育て対応・バリアフリー改修なども高性能窓リフォームと同時に活用できます。
参考1、住宅の省エネリフォームへの支援の強化
参考2、こどもエコすまい支援事業の内容について
参考3、断熱窓への改修促進等による家庭部門の省エネ・省CO2加速化支援事業
今回は、㈱LIXILの瀬戸代表取締役会長が相当頑張ってくれたようですね。
まさか、こんなに大型の補助金が決定されるとは・・・。
でも脱酸素社会への移行は、最終局面に至っています。
もはや、待ったナシの状況なんです。
およそ5,000万戸とも言われる住宅ストックですが、その87%は寒くて仕方ない冬を暖房をガンガンかける事で凌いでいます。
こうした家を暖かく変える為には、大規模改修が必要です。
でも、その為に必要な費用は半端な金額ではありません。
せめて窓だけでも・・・。
アルミサッシに単板ガラスという最低レベルの窓を高性能窓に変えれば、住環境は劇的に変わります。
既存住宅の断熱性能強化を促進する上で、今回の制度がきっかけになる事を切に願います。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。