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先日、エアコンの室外機を設置しました。
まだ外構工事は終わっていません。
本来であれば外構工事完了をもって、室外機を設置したいところではあるんですが・・・。
このお宅の外構工事は別途扱いになっており、弊社では行いません。
しかも外構工事も直ぐには行わないと言います。
室外機を設置しないと空調の稼働確認も出来ないし、気密測定の結果にも影響が出るかも・・・。
これが、室外機を設置した理由です。
戴いた外構図面を見ると、室外機置場の下は『防草シート敷き砂利仕上げ』となっています。
それならば、室外機の下に防草シートを敷けばいいじゃん!
という訳で、事情を説明後室外機を設置させて戴きました。
写真の緑色のシートが防草シートです。
地面を平らに均し、その上にシートを敷設しました。
もちろん継ぎ目はありません。
基礎際・塀際の隙間も極力小さくしました。
こうしておけば、後は砂利を敷くだけでしょ!
一般的に防草シートは透水性が悪く、植物の成長を阻害します。
また日射を妨げる為、シート下の種の発芽を遅らせることが出来ます。
だから、草刈りの回数を減らす事が出来るんです。
でも耐候性が低いんですよね。
紫外線の影響で、いつの間にか割れてしまいます。
割れてしまえば、防草効果は期待出来ないでしょ!
砂利を一旦どかして、シートを再敷設するのって意外と面倒なんですよね・・・。
そこで弊社では、米国デュポン社が開発したザバーンを使用します。
サバーンはポリプロピレン製の特殊不織布です。
繊維を織らずに絡み合わているので糸で織った布のように薄くても、強い雑草の突き抜けを許しません。
また、太い繊維を用いているため強度も十分。
酸・アルカリに耐性があり、生物分解・加水分解の心配も無いため安心です。
さらに優れた親水性と耐候性をもっているので、雨水や液体肥料を通しやすいんです。
水捌けが悪くなると、苔が生えたりして厄介なんですよね・・・。
しかも空気も良く通すため、土壌や環境に影響を与えません。
でも、残念ながら100%草が生える事を防止する事は出来ません。
防草砂利とシートの間に落ちた種が芽を出した事あるし、シートとブロック塀の隙間から草が生えてきた事もあります。
でも、間違いなく草刈りの手間は激減する筈!
防草シートを敷設するならば、ザバーンがお勧めだと思います。
posted by Asset Red
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電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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