blog
12月10日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
まあまあ暖かい一日でしたね。
今日は、久々に気密性能試験を行いました。
測定場所は、練馬区東大泉51丁目の『FPの家 N邸』です。
今回行ったのは、減圧式です。
建物完成時の測定となります。
今回は測定のかなり前に現場に到着するようにしました。
お客様が手配した太陽光発電業者の気密施工が心配だったんです。
もちろん先行配管時に、出来る限りの気密施工はしておきました。
でもCD管に電線を通す際の管周りのテーピングを、忘れている気がしたんですよね。
小屋裏に潜って確認してみると、案の定何もしていません・・・。
早速、用意したアルミテープで線回りの隙間を塞ぎました。
確認して、良かったですよ・・・。
その後、換気システムの給排気口を塞いで準備完了です。
気密性能測定器の据付も完了しました。
いつもの気密測定技能者に、気密性能に関するレクチャーをしてもらいました。
ぐいぐいと近づき、真剣に見聞きするNご夫妻です。
凄く真剣に聞いていました。
いよいよ測定スタート。
風量を変えつつ、隙間の大きさを測っていきます。
建物内の気圧が下がってくると、窓に張られたシートが内側ら孕んでくるんです。
まるで風船のようにパンパンになります。
指で弾いて、張り具合を確認するNさんの姿を撮ってみました。
「凄い凄い!」
喜んで戴けているようです。
1回目の測定が終わりました。
結果をご覧ください。
総相当隙間面積αA=30㎠
隙間特性値n=1.43
9.8㎩時の通気量Q9.8=43.7㎥/h
続いて2回目の測定結果です。
総相当隙間面積αA=29㎠
隙間特性値n=1.39
9.8㎩時の通気量Q9.8=41.8㎥/h
続いて3回目の結果です。
総相当隙間面積αA=31㎠
隙間特性値n=1.46
9.8㎩時の通気量Q9.8=44.9㎥/h
なお、当該建物の実質床面積は118.42㎡となります。
3回の平均C値は、0.3㎠/㎡でした。
良かった・・・。
取り敢えず、ホッとしました。
弊社のC値は大抵0.3㎠/㎡以下なんです。
でも、この瞬間はやっぱりドキドキするんですよね・・・。
N様ご夫妻も喜んでいました。
ちなみに当該建物の気積は、277.43㎥です。
50Pa時の確定通気量を平均すると136㎥/hですから、ACH=0.49回/hとなります。
弊社ではACHの目安を0.6回/hとしているので、これもクリアする事が出来ました。
良かった・・・。
N様への報告を終え、測定機器の回収&給排気口のテーピングを撤去して早々に帰って来ました。
これにて『FPの家 N邸』の気密性能試験完了です。
気密性能って、とても重要なんですよね。
以前は、こうした機会に一生懸命説明を試みました。
でも最近は
殆どの方が、ご存知なんですよね。
そして最後に、こう言って貰えます。
「アセットフォーさんのお陰で、しっかりと気密性能の高い家を作って貰えました。」
「ありがとうございます。」
この言葉が、一番嬉しいんですよね・・・。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。