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いつもの階上音対策が始まりました。
弊社の建てる『FPの家』って、外皮の隙間が少ないので外部の音が意外と聞こえません。
幹線道路に面していても、騒音が気にならないんです。
これって良いことでしょ?
でも逆に、建物内の音が気になったりします。
家の中が静かだから、他の部屋の音が気になっちゃうんです。
まあ、外部の騒音よりは家族の話声の方が随分とマシだとは思うんです。
それでも、気になるという方がいるんですよね・・・。
特に階上音を気にする人が多いように感じます。
確かに2階を歩く人の足音とか、椅子を引き摺った際のギー音、スプーンを落とした時のチャリーン音なんかは気になりますよね。
そこで弊社でも、ある程度の階上音対策を標準的に行うことにしています。
例えば、写真の黒い物体です。
厚さ3mmのフェルトに厚さ3mmのゴムを重ね合わせた複合材なんですが、これを2階のネダノン合板の上に敷き並べています。
そして、この上にフローリングを張っていきます。
こんな施工をするだけで、グラフのような効果が期待できるんですよね・・・。
また1階の天井裏には、写真の白いモノを敷き並べます。
厚さ50mmのポリエチレン綿は吸音材なんです。
吸音材と言えば、グラスウールが一般的だと思います。
でもグラフのように、この吸音材の方が効果が高いんです。
サイズも455×910と小さいので、施工しやすいのもうれしいんですよね・・・。
静かな夜に、2階トイレの水を流すとジャーッという音が気になることもあると思います。
もちろん、ここにも対策を施しています。
写真の灰色の管が、その対策です。
塩ビパイプの外側に、吸音材と遮音材の複合材が被せられた『音ナイン』という配管材を採用しているんです。
施工自体は、普通の塩ビパイプと大差ありません。
でも、その効果はグラフのようにかなり高いんですよね・・・。
TVやラジオの音はどうなの?
夜中に煩いんだよね・・・。
なんて方もいると思います。
でも弊社では、特に対策を施していません。
ドアを閉めれば、ある程度の音は気にならないと思うんですよね。
それでも気になるのであれば、防音ドアへの変更をお勧めします。
そして間仕切り壁に吸音材や遮音材を付加すると良いでしょう。
音に対する感性って、個々でマチマチなんですよね。
だからこそ、最初からある程度の対応はしておくべきだと思います。
posted by Asset Red
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