板橋区常盤台1丁目のFPの家 Y邸で無垢フローリングを張っています。

12月16日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は晴れ。

昨日より、だいぶ暖かいですね。

空が青くて気持ち良い一日になりました。

今回は、久々に板橋区常盤台1丁目の『FPの家 Y邸』の状況をご報告したいと思います。

構造見学会が終わったので、天井に石膏ボードを張りました。

もちろん、階間には吸音材を敷き込んでいます。

あっ床に敷き込まれた黒いモノは、制振ゴムです。

弊社では、階上音対策にネダノン合板と床板の間にコレを敷き込むのが当たり前なんです。

 

 

2階の無垢フローリングの施工の様子を撮ってみました。

厚さ15mm×巾90mmのオーク(ユニタイプ)を採用しています。

自然塗料が塗ってあるので、中々良い感じでしょ

フローリングには『実(さね)』と呼ばれる出っ張りと、これを挿し込む溝があります。

実部分に釘を撃ち込み床板を1枚1枚固定し、そこに次の床板を挿し込んで留めていきます。

でも無垢材って、湿度変化による伸び縮があるんですよね。

その為、床板同士をピッタリとくっ付けて張ると問題が起こります。

イラスト右側のように、膨張した床板同志が干渉しちゃうんです。

そこで弊社では、これを防ぐために床材同士に隙間を明けて張るようにしています。

その為に必要なのが、パッキンなんですよね。

写真右側の緑色のプレートがパッキンです。

これを挟んで床板を突き付けることで、0.6mmの隙間を確保することが出来るんです。

 

1階の床板の写真も挙げておきます。

こちらは厚さ18mm×巾150mmのオーク(ソリッドタイプ)を採用しました。

もちろん自然塗料を塗っています。

良い感じでしょ

こちらも2階床板と同様に、パッキンを挟みながら施工しています。

手間は掛かります。

でも、この手間を惜しむととんでもないことになっちゃうんですよね。

その点、合板フロアーやシート貼りフロアーは楽チンです。

ただ床板同士を突き付け、実部分に釘を打てばいいんですから・・・。

但し、仕上がりが違います。

無垢フロアーと違い経年劣化もするし、多用すれば室内空気をVOCで汚染することになります。

無垢フロアーって、経年美化するんですよね・・・。

この違いは、かなり大きいと思います。

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