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FPの家 Y邸の階段施工が終わりました。
側板を石膏ボードを張った壁に取付け、そこに段板&蹴込板を取付けます。
簡単に書けば、こんな感じです。
もちろん、様々な細かい作業は必要です。
以前は現場で大工さんが墨付を行い、加工した上で組立て・取付をしていました。
でも最近はプレカット品が当たり前!
その為、墨付・加工は、ほぼありません。
全くない訳ではありませんが・・・。
踏板に養生板&先端キャップを重ねて、テープで固定!
無事、階段の施工が完了しました。
今回は、オークの集成階段を採用しました。
階段は、高低差を解消するための通路のひとつです。
その勾配が緩ければ傾斜路でも構いません。
でも、ある程度の勾配になるとステップが必要になります。
階段の勾配は概ね20°~50°といいますが、安全・快適性の高い勾配は22/21以下と言われています。
また踏面は195mm以上/蹴込は30mmとします。
550mm≦蹴上寸法×2+踏面寸法≥650mm
の範囲に収まるようにすると、良いようです。
ちなに弊社の標準的な建物の階高は3,031mmです。
これを15~17段で登り切ります。
その蹴上寸法は、202.0mm~178.2mmとなります。
先程の式に当て嵌めてみましょう。
蹴上寸法202.0mm×2+踏面寸法240mm=644mm
蹴上寸法178.2mm×2+踏面寸法240mm=596mm
快適&安全範囲に収まっています。
勾配のきつい階段って、下りる時怖いんですよね。
もちろん上る時も大変です。
頻繁に上り下りするだけに、勾配に配慮する事って重要だと思います。
posted by Assed Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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