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1月20日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
気温も、まあまあといったところ。
月曜日、本当に雪降るのかな?
天気予報が外れることを期待しています・・・。
板橋区常盤台3丁目の『FPの家 М邸』では、FPウレタン断熱パネルの外側に張る耐力面材が搬入されました。
もちろん、担ぎ屋さんに搬入を依頼!
3人掛かりで、1時間ほど掛けて作業を行いました。
搬入車両がユニック車だったし、2階にはバルコニーもあったので
2・3階用の面材は、ここに吊り上げたので楽チンだったみたい・・・。
今回も、EXハイパーを採用しています。
でも、まだ施工はしません。
まだ他にも、やる事があるんです。
この建物は南北に長い、いわゆる『うなぎの寝床』形状をした木造3階建てです。
そのため耐震等級3を取得するのが結構大変でした。
間口の狭い東西方向の壁に、これでもか!という位の耐力壁を設けなければならなかったんです。
筋交い入りのFPウレタン断熱パネルに耐力面材を張るのは当然!
さらに釘ピッチを狭めたり、もっと高倍率の耐力面材に変えたり・・・。
あまり高倍率の耐力壁は設けたくないんですが、仕方ありません。
でもその分、柱脚・柱頭金物の必要な柱が増えるんですよね・・・。
しかも、引き抜き強度の大きな金物ばかり・・・。
写真は、1階外周部に設置した柱脚・柱頭金物の施工の様子を撮ったもの。
ここでは、タナカのビスどめホールダウンHi43を使いました。
Hi43って、43.7kNまでの柱の引き抜き耐力に対応できるんですよね。
凄いでしょ!
建物の角は比較的大きな引き抜き荷重が掛かる場所なんだけど、それでも大き過ぎると思いませんか?
こうした金物って熱橋にもなりやすいので、FPウレタン壁パネルを充填する前に発泡ウレタンを吹いておきます。
FPパネルも金物が入るように、欠き込んでおきます。
そしてパネルを充填したら、発泡ウレタンを吹き付けます。
イメージとしては、こんな感じです。
FPウレタンパネルは厚さが105mmあるので
実際には、穴を明ける事はありません。
こんな施工がイヤで、金物構法にしてるんですよね・・・。
金物構法ならば、イラストのように穴を明ける必要ありません。
だから気密性の低下は起こりません。
念のため書いてみました。
でも金物構法用の金物の引き抜き耐力を上回っているので、結局Hi43を使う羽目になります。
FPパネルを欠き込むのって、個人的には抵抗あるんですよね。
そして欠き込んだ部分に発泡ウレタンを充填します。
なんかバカらしいでしょ?
しかも気温が低いと、うまく発泡しないんですよね。
硬化したら平らに切削して、気密テープを貼らないとならないし・・・。
つくづく面倒なんです。
本当に困ったもんです・・・。
posted by Asset Red
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