板橋区常盤台3丁目のFPの家 М邸で樹脂サッシを取付けています。

1月26日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は晴れのち曇。

気温は低いものの、陽が射すとポカポカ暖かいくらいです。

でも明日は雪になるかもしれません・・・。

勘弁して欲しいですよね。

天気予報が外れることを願います。

板橋区常盤台3丁目の『FPの家 М邸』では、樹脂サッシを取付けています。

まずは大きな窓から・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

シャッター付引違い窓とテラスドアが並んでるでしょ

でも、意外と重くありません。

だって障子を外して枠だけ取付ければいいんですから。

障子は後で嵌めれば良いんです。

それでもトリプルガラスですから、障子1枚当たり23kgほどあるそうです。

もう少しだけ、カメラを寄せてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

サッシ枠と耐力面材の間に『黒いスポンジ』が挟まっているのが見えると思います。

小さくで見えないかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はイラストのように、サッシのひれ部分に当たるように耐力面材に『黒いスポンジ』を貼ってあるんです。

そして、その上にサッシのひれ部分を押し付けるように取り付けています。

 

 

 

 

 

 

 

 

黒いスポンジとは、ウルトのVKPテープの事。

写真のように最初は薄いんだけど、貼ってからしばらくすると膨張するテープです。

これをサッシと面材の間にスポンジを入れる事で、サッシ回りの気密性を高めることが出来ます。

 

メーカーサイドが第3者機関を使って、こんな実験を行いました。

 

 

 

 

 

 

この実験では、サッシの回りにVKPテープを貼らない場合と貼った場合のサッシ廻りからの漏気量を比べています。

もちろん、双方共に同じサッシで比較しています。

結果をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

前者は後者の5.6倍以上も漏気している事がわかりました。

しかも内外気圧差が大きくなるに従い、その差は更に大きくなります。

凄い違いでしょ

一般的に行われている気密処理と言えば、発泡ウレタンを充填したり気密テープを貼ったりしています。

でもこれらの施工は、地震等の揺れによる気密性低下を起こす可能性があるんです。

でもVKPテープを使った気密処理は、揺れても気密性が低下する恐れが少ないんです。

これはサッシのひれと面材の間に圧縮された気密材がある事。

また面材には接着され、サッシには接着されていない事が起因しています。

圧縮されている為、厚さ方向の動きに対して追従する事が出来るでしょ

またサッシと気密材が固定されていない為、横方向の動きにも追従します。

しかもテープや発泡ウレタンのように、破断する事がありません。

でも、このテープは温度に敏感なんです・・・。

夏ならば、貼ってしばらくすると膨れます。

のんびりしていると膨れ過ぎてしまい、施工しにくくなります。

でも寒い日は、中々膨らみません。

あれ膨らんでいない

なんて、心配になる時があるんですよね・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

サッシ以外の気密処理も始まりました。

左側が1階柱とネダノンの隙間を塞ぐ気密テープ施工です。

そして右側が、外周部梁の継手部分に貼られた気密テープです。

この後、梁とネダノンの繋ぎ目や梁と梁の仕口部分にも、気密テープを貼ります。

まだまだ気密施工は始まったばかりです。

なにしろ、隙間という隙間を全て無くさなければなりません。

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posted by  Asset Red

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