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02月09日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
明日は雪になりそうですね。
嫌だなぁー・・・。
板橋区常盤台3丁目で工事中の『FPの家 М邸』では、一部の石膏ボード張りが始まりました。
3階洋室の妻壁です。
この部屋だけ、勾配天井なんです。
だから妻壁にも、厚さ12.5mmの強化石膏ボードを張ります。
写真のように、屋根タルキ間に充填した断熱材の下端まで
キッチリ張るようにしています。
道路側の洋室の妻壁も、この通り。
こちらの部屋は平らに天井を仕上げますが、妻壁には同様に石膏ボードを張らなければなりません。
壁との取合い部分には際野縁を設けますが、石膏ボードの上に取付けるようにしています。
また外気に接する壁の内側には、原則30mmの配線スペースを確保しています。
写真を見ると、際野縁と配線野縁の間に隙間があるでしょ?
ここに厚さ15mmの石膏ボードを挿し込んで耐火被覆を連続させます。
桁行き方向の梁にも、同様に石膏ボードを張ります。
際野縁及び配線野縁の取合いも、妻壁同様としています。
このように弊社では、天井野縁を組む前に一部の石膏ボードを先張りしています。
また配線野縁はネダノン合板の上にピッタリと載せ、天井ボードにピッタリとくっ付けます。
こうする事で、野縁内の空気の動きを少なくしています。
動かない空気って、断熱効果も期待できるんですよね・・・。
また配線野縁を設ける事で、断熱材を切り欠いて電線を入れる事もありません。
断面欠損がない訳です。
もちろん断面欠損があれば、現場発泡ウレタンで補強をします。
でも無い方が確実なんです。
断面欠損が無ければ、隙間も増えないでしょ?
弊社では標準的に、硬質ウレタンフォームの外側に厚さ9mmのせっこう系ボード(EXハイパー)と、内側に厚さ12.5mmの石膏ボードもしくは強化石膏ボードを張っています。
つまり構造体を両面から石膏ボードで包んでいる訳です。
これ火災時の防火性を高めるための工夫です。
EXハイパーって、火に強いんですよね。
しかも柱間には隙間が全くありません。
土台から床梁、床梁から小屋梁までみっちりと硬質ウレタンフォームが詰まっているんです。
そのため火災時に炎が壁内を上がる心配がありません。
これって火災時の安全性を高めるのに、とっても有効なんです。
言ってみれば、ファイアーストップが外気に接する壁中に入っているんです。
耐震性も大事ですが、火災時の安全性も重要だと思います。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
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上記をご確認ください。