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弊社では、創業当初より通気層構法を採用しています。
通気野縁の事は前回の拙ブログで書かせてもらいました。
でも、大事なのはコレだけじゃないんです。
通気層及び防水層を貫通する線や管周りの処理、これもしっかりとしないとダメなんです。
透湿防水シートを貫通するオレンジ色の管。
これ、CD管です。
この中には、電話線やインターネット配線が通ります。
管自体が凹凸のある形状をしているので、防水処理がしにくいんですよね。
弊社では専用部材を使って、防水処理をしています。
室内側は、こんな感じです。
アルミテープを使って、気密処理をしています。
もちろんウレタンパネルとCD管の隙間には、発泡ウレタンを充填します。
排水管にも、専用部材を使って防水処理をしています。
排水管の回りの白い部材が、専用部材です。
排水管の回りに発泡ウレタンを充填、その上に両面タイプの防水テープを貼り
専用部材を固定しています。
その上で、最後に4辺を防水テープで貼り合わせて完了です。
室内側は、こんな感じ。
発泡ウレタンの上からアルミテープを使って気密処理をしています。
レンジフードの排気ダクトの回りにも、排水管と同様の処理をしています。
でも東京都の場合は、レンジフードの排気管に耐火被覆を求められているんです。
そのため排水管よりも、若干ややこしい施工を行います。
イラストの様にセラカバーSという繊維系耐火被覆材をダクトの外側に
被せますが、この時セラカバーの先端は躯体を貫通しなければなりません。
でもセラカバーって、空気を通すんですよね。
空気の出入りする道になっちゃうでしょ!
だから内外で防水テープや気密テープによる遮断施工を行わなければなりません。
径が大きいので、放っておくと凄い隙間になっちゃうんです💦💦💦
電線に関しては、ストレッチテープを使って防水処理を行います。
意外とテクニックを求められる施工だと思います。
今回は、特に触れませんが・・・。
バルコニー笠木用の換気装置も、取り付けました。
只今、軒天&破風の防火板を施工中!
終わり次第、追加外装下地検査を申し込みます。
すると瑕疵保険の検査員が、現場を見てくれます。
防水処理の様子をしっかりと見て貰い、アドバイスをくれるんです。
この時に、透湿防水シートの傷等もチェックします。
傷があれば、防水テープを上貼りします。
ステップラーの打ち損じ穴が、残ってたりするんですよね・・・。
これも大事な作業なんです。
そうそう、まだラス網受け材の施工も残っていました・・・。
通気層をちゃんと機能させようとすれば、大変な労力が必要となります。
だからと言って、手を抜く訳にはいきません。
だって、機能していなければ意味がないでしょ?
posted by Assed Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。