練馬・板橋で注文住宅を建てるなら地域密着の工務店アセットフォー

今日はアセットフォー日記のページを借りて、お知らせをしたいと思います。

弊社にとっては、久々のBigニュースかも知れません。

まあ、本質的には何も変わっていないんですけど・・・。

お知らせしたいのはコレ！

弊社が建てるFPの家の肝となる製品です。

そう、FPウレタン断熱パネル（以下、FPパネル）です。

今さらではありますが、弊社が採用しているFPパネルと一般的なFPパネルとはデザインが違います。

 

 

 

参考として、一般的なFPパネルのデザインを挙げてみました。

どちらも木枠の中に充填された硬質ウレタンフォームの表面にクラフト紙が貼られているという点では、変わりありません。

でも見た目は、大きく違います。

弊社のFPパネルは緑色。

一般的なFPパネルはベージュ色。

 

実はクラフト紙の色が違うだけでは無いんです。

えっ、何が違うのかって？って・・・。

答えは簡単です。

中に入っている硬質ウレタンフォームが違うんです。

前者には『HFO発泡ウレタン』、後者には『C02発泡ウレタン』が採用されているんです。

その違いは、断熱性能にあります。

両者の熱伝導率を比較すれば、すぐにわかります。

前者の熱伝導率は0.020W/m・K、後者の熱伝導率は0.024W/m・Kです。

厚さ105mmの場合の熱抵抗値は、それぞれ5.250/4.375になります。

わかりにくいですよね？

同じ熱抵抗となるように、一般的に使われているグラスウール16Kの厚さで比較してみましょう！

前者236.2mm/後者196.8mm、その差はナント39.4mmにもなるんです。

意外と違うでしょ？

つまり弊社では、より高性能なFPパネルを使っていた訳です。

でも4月20頃を目安に、FPパネルが1本化する事になりました。

2種類のFPパネルを1種類に統廃合する事になったんです。

残るのは、もちろん高性能タイプのFパネルです。

でもデザインは、ベージュタイプになるんですよね。

弊社にしてみれば緑色の方が愛着があるんですが、全国の工務店さん達にはベージュ色の方が愛着があるようです。

仕方ありません・・・。

でも、若干のデザイン変更があるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イラストの〇部分が追加されるようです。

従来のパネルと違い『高性能ウレタン断熱材』という文言が追加される訳です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして『HFOウレタン』を採用している事が、さりげなくアピールされています。

このウレタン、今までのウレタンよりも更に環境に優しいんです。

脱炭素社会に、より貢献できる訳です。

しかもリニューアルに伴い、更なる高性能化も図られています。

熱伝導率が0.020W/m・Kから、0.019W/m・Kに向上したんです。

105mm厚さの熱抵抗で言えば、5.250から5.526になります。

グラスウール16Kの厚さで言えば、236.2mmから248.6mm。

わずかばかりの性能向上ですが、この違いが大きいんです。

残念ながら、来月上棟予定の『FPの家　I邸』で新パネルを見る事は出来ません。

新パネルのお披露目は、その次の『FPの家　I邸』になる予定です。

最も、今採用している緑のFPパネルも熱伝導率は0.019W/m・Kになっているんですよね。

だから性能的には、新パネルと変わらないんです。

見慣れた緑色のパネルも、じきに見られなくなります。

なんか寂しいですね。

でも、仕方ないと思います。

これも脱炭素社会への大きな一歩だと思います。