ウッドファイバー吹込み厚さの少ない部分に断熱補強をしました。

練馬区春日町で工事中の『スケルトンリフォーム Y邸』の話です。

こちらのお宅では、断熱材にウッドファイバーを採用します。

外壁に100mm、天井に400mmの厚さで吹き込む予定です。

でも懐の関係で、吹込み厚さが足りない部分があるんです。

そこで、こんな施工をしています。

屋根タルキの下端に合わせて発プラ系断熱材を充填。

 

 

 

 

 

 

タルキや躯体との取合いには気密テープをっかりと貼ります。

もちろん、断熱材の上には厚さ30mmの通気層を設けました。

 

 

 

 

 

 

小屋裏には、外壁通気層からの気流が入って来ます。

タルキ内通気層と天井断熱材の間に堰板を設けなければ

断熱材内部の動かない空気が動いてしまいます。

これって、断熱性能を大きく損なうんです。

 

また気流により、断熱材が外壁通気層から外に零れてしまう事もあります。

これを防ぐのも、堰板の役目なんです。

タルキ下端に発プラ系断熱材を入れておけば、断熱材の零れや断熱性能の低下を防いでくれます。

しかも断熱補強もしてくれるんです。

表面にアルミ層のある断熱材を使ってみました。

ついでに遮熱層の役割もしてくれるとうれしいなぁー・・・。

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