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練馬区春日町で工事中の『スケルトンリフォーム Y邸』の話です。
こちらのお宅では、玄関に木質ドアを採用しています。
毎度お馴染みの、スウェーデン/ガデリウス社製防火玄関ドアです。
以前はスウェドアと呼ばれていましたが、今はスウェーデンドアに名前が
変わっています。
非常に断熱・気密性能が高いのが特徴です。
扉はイラストのように断熱材と鋼板・木の複合材ですが、枠は無垢の木を使っています。
写真は、木製枠を敷居側から撮ったもの。
アルミ製の敷居が見えるでしょ?
実は、この敷居が不満なんですよね・・・。
以前は木製敷居でした。
アルミ製だと、熱橋になっちゃうんです。
是非、改善してもらいたい点です。
木製枠に貼られた黒いテープは、ウルトのVKPテープです。
最初は薄いんですが、時間が経つと膨らむウレタンスポンジで
出来ています。
写真を見るても、凄い膨らみ方をしているのがわかるでしょ?
現場に入ったテープを撮ってみました。
右側のテープ片は、前回使った残りです。
先端は既に膨らんでいます。
もう片方は、まだ膨らんでいません。
厚さが3倍くらいになっているのが、わかると思います。
3方にテープを貼ったら、枠を躯体に固定します。
時間が経つとテープが膨らんでしまうので、のんびりしている訳にもいきません。
枠と躯体の隙間は10mmにしています。
まだテープは膨らんでいません。
このテープが膨らむ事で、躯体と枠の間の隙間を塞いでくれます。
例え躯体が動いても、スポンジが追従して隙間が拡がることはありません。
凄いテープでしょ!
出来れば箱単位ではなく、バラで買えるようにして欲しいんですよね。
箱買いだと、使わないうちに消費期限を迎えることになるからです。
弊社のように完成棟数が少ない工務店には、梱包数が多過ぎるんです。
是非、ご検討くださいませ・・・。
枠を固定し、扉を吊り込みました。
あとは、扉に養生を行うのみ・・・。
隠れる前に扉を撮ってみました。
中々良い木目でしょ?
これ、チークの単板なんです。
あのチークです。
そう、世界三大銘木のひとつと言われています。
沢山の脂を含むため、保存処理が要らないくらいに防水性が高いのが特徴です。
木材腐朽菌やシロアリに対する耐性も大きいんです。
経年変化を楽しむことの出来る素材でもあります。
建物の顔に相応しいドアだと思うんですよね・・・。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。