板橋区常盤台1丁目のFPの家 Y邸で気密測定を行いました。

03月25日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は雨

気温も15℃を超えない様子。

冬に逆戻りです。

そんな悪天候の中ではありますが、板橋区常盤台1丁目の『FPの家 Y邸』では気密測定を行いました。

もちろんY様ご一家にも立ち会って戴きました。

気密測定の説明は割愛させて戴きます。

でも省エネで快適&健康な住宅をつくる為には必須の検査だという事だけは、書いておきたいと思います。

測定に先立ち、次のような準備を行いました。

①排気口をテープで塞ぎました。

 換気システム本体から出ている排気ダクトを塞ぐ事が出来ない為

 各室の排気口を塞ぐ事しか出来ません。

 

 

 

 

 

②自然給気口を閉じます。

 特にテーピングはしません。

 同様にレンジフードも電動シャッターを閉じた状態としています。

 

 

 

 

 

③換気システム本体の電源をOFFにしました。

 

 

 

 

 

 

 

④各給排水・衛生設備に関して、トラップに水を張り封水状態とします。

⑤LAN配線・電話配線用の受け口については

 何もしません。

 穴の開いた状態のままにしています。

 Φ28の穴が2箇所あるので、0.0012㎡の穴が明いている事になります。

 同様にエアコンのドレンホースも、そのままにしています。

 こっちの穴は、たいした事ないと思います。

 

測定器のセッティングも終わったようです。

今回は窓位置が高いので、ちょっとアクロバティックなセッティングですね・・・。

 

 

 

 

 

 

いよいよ、測定開始です。

でも、その前にY様ご家族に事前説明をしなければなりません。

気密測定のしくみと必要性を説明する、気密測定技能者のK様。

そして、それを熱心に聞いているY様ご家族。

 

 

 

 

 

 

試しに測定器を動かして、内外差圧を確認してもらいます。

途中で窓に張られた気密シートの膨らみを確認

その後、一部の窓を開けて差圧が無くなる事を確認してもらいます。

窓に張られたシートもダラーンと緩みます。

この瞬間が、一番劇的なんですよね・・・。

いよいよ、測定開始です。

 

固唾を呑む数分間

1回目の結果が出ました。

総相当隙間面積 αA=22㎠

隙間特性値 n=1.25

50Pa時のACH=116㎡/h(0.4回/h)

 

 

実質延床面積 S=113.03㎡の為、相当隙間面積 C=0.2㎠/㎡となりました。

事後説明を聞く、Y様ご家族。

非常に喜んで戴けました。

まあまあの成績でしょ

 

 

 

 

 

この後に4回測定を行いましたが、強風のため無効になった回が2回ありました。

有効回の3回分の値の平均は、0.2㎠/㎡。

この値が、今回の測定値となります。

0.3㎠/㎡を下回る事が出来て良かった・・・。

これにて、気密測定終了です。

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