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スケルトンリフォームの現場では、床にこんなモノを敷いています。
黒いシート?
もしかして、ゴム?
という方も多いのではないでしょうか。
これ、ユニコム建材の『ユニフェルト6R』という制振ゴムです。
制振といっても、地震とは関係ありません。
階上音対策の救世主なんです。
サイズは厚さ6mm×455mm×910mm。
合成ゴムと特殊繊維の複合材です。
先程の写真に写っていたのは、合成ゴムの部分でした。
5年以内に新築した先輩家族1000人のアンケート結果を挙げてみました。
Q.建てる時何を重視した?
これを見ると、13位に『防音性能』が入っています。
Q.住んでみて何に満足している?
『防音性能』は13位のままで、平均満足度もほぼ変わっていません。
なんか意外なんですよね。
防音性能って、あまり重視されてないんです。
だから入居後も、まあまあ満足しています。
ご家族間であれば、階上音や隣室音は
気にならないって事なんでしょうね。
でも弊社では、階上音対策は行っています。
気密性の高い家って、外の音が入って来ない分中の音が気になるからです。
だからユニフェルト6Rを上階フローリングの下に敷き込んでいます。
階上音にも色々あります。
①例えば、子供の走る足音。
ドタバタという音です。
②物を落とした時の衝突音もあります。
コーンとかカーンという音です。
他にも、あります。
③TVやラジオの音や話声などもあります。
これらの伝わりを抑制するには、それぞれ効果的な対策があるんです。
①の音であれば、躯体の剛性を高める事。
床に硬い材料を使う事も有効です。
②の音であれば、床に軟らかい材料を使う事。
畳やクッション性の高い床を使うのが有効です。
③の音であれば、床と階下の天井間に重い材料を挟む事。
吸音性の高い物を入れるのも有効です。
ユニフェルト6Rは、合成ゴムと特殊フェルトの複合材です。
ゴムが重さと硬さ、そしてフェルトが軟らかさを実現し階上音を抑制してくれます。
上グラフを見れば、効果のほどがわかると思います。
施工も簡単です。
ネダノン合板とフローリングの間に挟むだけですから・・・。
でも、重いんですよね。
天井材に並べる吸音材と併用するのが、弊社の標準施工になっています。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
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上記をご確認ください。