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04月10日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
気温も20℃を超えました。
外作業には、もってこいの一日です。
練馬区貫井4丁目の『FPの家 I邸』では、外回りの作業を進めています。
透湿防水シートの上に樹脂サッシを取付け、防水テープを貼りました。
シート先張りの場合は、巾10cm以上の片面タイプのテープを貼るようにしています。
弊社では窯業系の破風板に塗装を施しているので、破風下地として巾24cmの杉板を取付けています。
木製玄関ドアの枠を取付けました。
この後、タモでつくった額縁を枠の外側に取付けます。
まだドア本体は吊り込んでいません。
このドア、メチャクチャ重いんです。
久々に防水バルコニーのある現場の為、FRP防水の施工も行いました。
バルコニー床の構成って、凄いんですよね。
梁の上に厚さ28mmのネダノン合板を敷き込んでいます。
梁間には、厚さ105mmのFPウレタン断熱パネルを充填。
ネダノン合板の上に、45mm×45mmの根太を455mm間隔に転がします。
そして12mm合板と12mm硅カル板を張って、その上にFRP防水となります。
FRP防水はガラス繊維で出来たマットをポリエステル樹脂で固めて防水層にする防水工法です。
このマットの積層枚数を○PLYと表現します。
1PLYというのはこのマットを1枚で防水層とするという意味。
2PLYは1枚を樹脂で固めたら、その上にもう1枚重ねる。
つまりマット2枚を積層する訳です。
ガラスマットを2枚積層する事で、より強度が上がります。
また防水層が厚くなる分、防水性も高まるんです。
この後、乾燥を待ってトップコートを塗ります。
トップコートは防水層を紫外線等による劣化を防ぐ被覆層です。
これだけの事をやっても、10年保証しかつきません。
10年後には点検が必要になるし、場合によっては防水工事が必要になります。
防水バルコニーって初期費用もかかるけど、メンテナンス費用もかかるんですよね・・・。
建物内では、気密施工も始まっています。
とにかくFPパネルと躯体の接合部に、アルミテープを貼りまくります。
また1階床を貫通する水道配管回りには
こんな施工を行います。
実際の施工を見てみましょう。
配管回りに吹き込んだ発泡ウレタンり表面をカッターで切削したところです。
配管回りと床面にアルミテープを貼って
気密性を高める必要がありますが
弊社では、日本住環境のケルプを使います。
剥離紙が剥がしにくいものの
慣れると非常に施工性の良いテープです。
剥がれると困るので、念の為テープ上に
アルミテープを貼るようにしています。
しばらくの間は、気密処理&防水処理を行う予定です。
地味な作業が続く訳です。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
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上記をご確認ください。