弊社だって、たまには重機を使った建て方も行います。

昨日の拙ブログのネタはガータークレーンでした。

でも、さすがに毎回ガータークレーンばかりではありません。

たまには敷地内に重機を据え付け、重機を使った建て方だって行います。

もちろん、敷地に余裕があればの話です・・・。

でも弊社では、ラフタークレーンを使う事はありません。

今回は、ラフタークレーンを使わない建て方を書いてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

弊社の建て方風景です。

こんな現場は、滅多にありませんが・・・。

ここで使われている重機の名前は『ドラゴン21』。

100V電源で稼働する電気式クレーンです。

以前は『ポターン』という機体が使われていました。

これ、フランスから輸入した機体を200V電源対応から100V対応に直した機体なんだそうです。

日本の工事現場では、200Vの仮設電源なんか少ないですもんね・・・。

ドラゴン21も同様に、100V対応になっています。

でも、こちらの機体はメイドインジャパンなんだそうです。

フランスから輸入していると、修理部品をイチイチ輸入しなければならないし、メンテナンス費用が嵩むからと言っていました。

日本製品なら、修理部品も簡単に入手できそうですよね・・・。

 

一方、一般的に使われているクレーンはラフタークレーン。

エンジンで動きます。

だから、エンジン音や排気がクレームになる事があります。

電気なら空気はきれいだし、音も出ません。

まるで電気自動車とガソリン車の比較みたいでしょ

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴン21は、写真のようにトラックの荷台に据え付けられています。

ラフターよりもコンパクトなので、どこにでも進入できます。

据付時には、両サイドの脚を拡げなければならないので、それなりのスペースは必要ですが・・・。

でも、ラフターよりは嵩張りません。

 

 

 

 

 

 

 

 

イラストのように、地面に据え付ける事も可能です。

トラックの荷台に載せて来て現場に置いていけば、積載荷重が軽くなった分だけガソリン代を節約する事も出来ます。

明らかに省エネだと思います。

操作も手元のリモコンで行うので、オペレーターが不要です。

というよりオペレーターも建て方に参加できるので、人手を減らす事が出来る訳です。

しかも、視認性が高いので安全です。

但し問題もあります。

ドラゴン21はセットアップに時間が掛かります。

脚を拡げるのは人力だし、高さ調整に電動工具を使わなければなりません。

アースはとってありますが、雨天時にビリビリする事があります。

配線が老朽化すると漏電の可能性もあるようです・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

ある程度の重量物を揚げることが出来ますが、ラフターよりも吊り上げ重量が少ないんです。

この点は、ガータークレーンと変わりません。

でもラフター同様に建物外から吊揚げる事が可能だし、小屋部分も機械で揚げられます。

長いアームを垂直に立ち上げ、水平に延ばす事が出来るので吊り上げ範囲も広いんです。

建て方を行う立場からすれば、少なくてもガータークレーンよりは作業効率が良いと思います。

地球環境にも、優しいと思うんですよね。

という事で、今後も使い続ける積りです。

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