弊社が採用しているエクセルシャノンの樹脂サッシに新製品が出ました。

先日、ベルサール汐留で行われた新製品内覧会に参加してきました。

 

 

 

 

 

 

 

弊社が採用している『エクセルシャノン』の樹脂サッシに新製品が出たんです。

その内覧会にお邪魔してきた訳です。

その名も『シャノンウインドNS×50トリプル』。

 

 

 

 

 

国内最高クラスの断熱性能を誇る樹脂サッシです。

縦すべり出し窓が0.79W/㎡・K、引違い窓が0.94W/㎡・K。

もはや木製トリプルサッシに迫る勢いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

会場に置かれた5/1モデルを見ながら、高性能のしくみを教えてもらいました。

従来の枠に比べると、小さな仕切りがたくさん設けられていて、枠内の動かない空気の断熱性を活かす事が出来ます。

先日発表されましたが、エクセルシャノンはパナソニックの連結子会社になりました。

今回の開発に関しても、パナソニックの持つ技術が活かされているそうです。

パナ嫌いの私としては、微妙な感じです・・・。

品質向上を素直に喜んでいいのか

パナソニック色に染まる事を悲しむべきなのか・・・。

でも、先のことはわかりません。

とりあえず素直に喜びたいと思います。

もちろん気密性能やメンテナンス性を考えたつくりは維持されていました。

断熱性能だけでなく、日射取得も考えているので、ご安心を・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもSPGという高性能オリジナルガラスとの組み合わせについては、明確な答えを戴けませんでした。

設定されているガラスの総厚を見ると、引違いで37mm/縦すべり出しで44mmなので引違い窓は無理なのかもしれませんね。

 

『人と地球にやさしい未来のための樹脂サッシ』がコンセプトなんだそうです。

その製品名にも、その想いが込められています。

NSはニュースタンダートの頭文字。

X50は2050年脱炭素社会に向けてというメッセージを表しているとの事。

2050年までに脱炭素社会を実現する為には、このレベルの窓が標準にならなければならない。

逆に2050までに脱炭素社会を実現するためには、すぐにでも、こうした窓を社会に出さなければならない。

これが、製品名に込められたエクセルシャノン社の想いらしい・・・。

すべての建物で、採用して欲しいと思います。

でも残念ながら防火対応品は発売されていません。

1~2年後に発売すべく鋭意開発中との事。

とにかく待つしかありません。

まずは、引違い窓から採用したいと思います。

引違い窓に関しては、防火シャッターとの組み合わせで対応できるからです。

なお、このサッシの売りは断熱性能だけではありません。

借景を活かすスリムなフレーム。

引違い窓の召し合わせ部を始め、従来よりもかなりスマートになっています。

大きな窓でもスムーズに開閉。

少しでも楽に開閉動作ができるよう、細部の仕様を見直したそうです。

会場で比較してみましたが、確かに軽くなっていました。

またユニバーサルデザインも、かなり意識したつくりになっています。

 

問題は従来製品と併存するのか

それとも、どこかのタイミングで切り替えるのか

ですよね

ニュースタンダードってくらいなんだから、古い製品はスタンダードではなくなる訳でしょ

そうなった際の古い部品の供給が心配です。

他メーカーのように、10年経ったら部品が無いなんて事だけはゴメンです。

担当者にも、平身低頭

ひたすらお願いしてきました。

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