練馬・板橋で注文住宅を建てるなら地域密着の工務店アセットフォー

05月08日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は雨のち曇り。

久々の冷たい雨となりました。

憂鬱ですよね？

まさか、このまま梅雨入りなんて事ないよね？

ついつい不安になってしまいます・・・。

そんな今日、豊島区高松2丁目の『FPの家　H邸』の木製建具を回収して来ました。

建替えの現場です。

古い建物を解体し、FPの家を建てます。

建替えって、色々ともったいないですよね。

使えるモノがあれば、少しでも使いたいと思います。

でも中々使えないのも事実なんです。

昔の建物って、意外と良いモノを使っていたりするでしょ？

木製建具であれば、割と使い回しも利きます。

知り合いに連絡したら使いたいと云うし、解体工事の始まる前に回収する事にした訳。

もちろん建て主の承諾も得ています。

「どんどん利用してください。」との事。

当初は、古い仏壇置場の部材を再利用する計画だったんです。

でも新しい家の雰囲気と合いそうにありせん。

泣く泣く断念する事に・・・。

もったいないよね・・・。

そんな話をしていたばかりなんです。

まさに渡りに船でしょ？

雨が止んでから現場に向かいました。

車に積む際に濡らしたくありませんから・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

仏壇置場の扉

欄間

障子

等、木製扉に限定して回収しました。

フラッシュ戸や襖も多数ありますが、こちらはあまり使い道がないと思われます。

試しに知り合いに声を掛けてみました。

「すぐに使う訳ではないけど、倉庫に保管して必要になったら利用させてもらいます。」との事。

良かった・・・。

良いかんじに変色してるでしょ？

捨てるの勿体ないと思うんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

車の荷台に、無事納まりました。

 

そう言えば、久し振りにシルバーサッシを見ました。

 

 

 

 

 

 

 

シルバーサッシの窓サイズは『5990-2』、写真のように昔はたいてい中桟が付いていました。

そして腰部分のガラスが型ガラスになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

昭和の時代には良く見掛けましたよね？

最近は、レトロガラスなんて言われて珍重されたりするようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社取引先のマテックス㈱でも、現場から回収したレトロガラスを利用して、こんな室内窓を製造・販売しています。

木製室内窓『マドリノ』という製品です。

以下、マドリノのページより抜粋させて戴きました。

枠の素材に国産杉を使用。

木材は、製造や加工に必要なエネルギーがとても少なく、森林から再生産することができる持続可能な天然資源です。

使い込むほどに味わいが増し、愛着も深まってきます。

木の風合いを生かした室内窓は、手触りの良さや木のぬくもりで癒され、日々の暮らしをより豊かにしてくれます。

 

 

 

 

 

 

ガラスには昭和の時代に使われていた、型ガラスをリユースした「cycleglas」を使用。

ガラスは製造時に大量のCO²を排出するため、リユースすることでCO²排出量を大幅に削減できます。

ガラスのリユースという選択肢を一人でも多くの方に知っていただき、採用していただきたいと考えます。

塗料は健康への影響が少ないドイツのリボス社の自然健康塗料を使用。

リボス自然健康塗料は、人の健康と安全を考えた自然素材を基にした塗料で、主成分である亜麻仁油が木の持つ調湿性
を妨げず木の呼吸を止めないため永く保つことができます。

素晴らしいコンセプトでしょ？

こんな窓に使って貰えるとうれしいかも・・・。

さっそく担当者に連絡を入れ、ガラスを引き取ってもらうよう手配しました。

 

捨てればゴミ、使えば資源という言葉があります。

木製建具やレトロガラスも、捨ててしまえば単なるゴミになってしまいます。

当然処分費が必要になるし、中間処理場までの運搬には燃料が必要です。

製造時にだって、たくさんのエネルギーを使っています。

可能な限り使い続けていきたいと思います。

これも持続可能な社会のための第一歩ですよね・・・。