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05月21日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇りのち雨。
またしても、つかの間の晴れ間でした・・・。
最近、どうも天気が不順なんですよね・・・。
晴れているうちに、外仕事を進めなければなりません。
練馬区春日町4丁目の『FPの家 I邸』では、屋根の施工を行っています。
まずは材料を上に揚げます。
以前採用していたコロニアルに比べると、かなり楽そうですね。
梱包当たりの重量が相当違います。
形状も持ちやすそうだし・・・。
この後、天気を見ながら細かい作業を行いました。
軒先水切を取付けたり、換気用のスリット開口を明けたり・・・。
ずいぶんと前に、下葺き材だけは葺いていたんです。
下葺き材を葺いておけば、雨風は凌げますから・・・。
でも、仕上げ材を葺くまでは安心出来ません。
まだか、まだかと首を長くして待っていました。
玄関庇と躯体の取合いで、施工がズルズルと延びてしまったんです。
もちろん雨の影響もあります。
今回はアスファルトシングル、旭ファイバーグラス社のリッジウェイを採用しました。
アスファルトシングルは、アスファルト基材をガラス繊維で補強した屋根材です。
以下、メーカーhpにある製品紹介の一部を抜粋して転載します。
○美しい
リッジウェイ独特の2層構造とランダムな粒状彩色石のグラデーションカラーが、立体感ある陰影を演出し、個性豊かで深みのある表情を屋根に与えます。
○軽い
リッジウェイの重量は瓦の約1/4、化粧スレートの約1/2と軽量のため、建物への負担が少なく耐震性に優れています。
○屋根飛び火試験認定品(DR-2041(1))
○防水性
アスファルト基材とファイバーグラスマットで構成されており、水分を含まず釘穴シール性にも優れています。
○耐風性
標準仕様実験(風速38m/s)、強風仕様実験(風速46m/s)でも浮き剥がれの現象は起きず、高い耐風性能が実証されています。 ※強風地域・場所では強風仕様での施工をおすすめしております。
○耐衝撃性能
リッジウェイは柔らかく割れにくい素材ですので、踏み歩きや落下物等によって屋根材が割れるという心配は無用です。
ナルホド・・・。
良いことが書いてあったでしょ!
弊社商圏では、諸条件により瓦を採用する事が難しいんです。
そのため弊社では、軽量で長持ちする屋根材として、ディプロマット&リッジウェイをお勧めしています。
弊社の建物って、間口が狭くって奥行がある場合が多いんです。
だから必然的に少ない耐力壁で、風を大きく受ける壁を支えなければなりません。
屋根が重いと、さらに必要耐力壁長が延びます。
つまり耐震性を高めるのが難しくなるんです。
個人的には瓦が好きなんですよね・・・。
でも屋根厚が大きくなると、各種斜線に抵触しやすくなっちゃうし・・・。
結局、めったに採用できないんです。
残念!!!
そうそう、ご存知ですか?
狭小地では隣棟間隔が極端に小さいでしょ!
ちょっとした修理でも足場が必要になります。
敷地に余裕があれば、足場なんて無くてもどうにかなるんですよね・・・。
でも狭小地では梯子を掛けることができません。
角度が急過ぎて危ないんです。
また脚立を拡げるスペースもありません。
だから、ちょっとしたメンテナンスでも足場を架ける事になります。
でも足場を架けると、近隣に迷惑を掛けるし費用もバカにならないんですよね・・・。
だから、メンテナンスが少なくて済む屋根材の採用が必須となります。
薄くて軽い。
そしてメンテナンスが少なくて済む屋根材。
これがディプロマットとアスファルトシングルなんです。
両者とも、弊社がお勧めする外壁材との相性も良いと思います。
白い塗り壁とマッチして、かわいらしい外観を演出できるんです。
ゴミも少ないし、工期も短いので現場的にも助かります。
中々良い屋根材でしょ?
でも問題もあります。
下葺き材・屋根材ともにアスファルトで出来ています。
だから、透湿性が低いんです。
だから小屋裏に溜まった水蒸気を上手に排出しなければ、野地板等を傷める可能性が高いんです。
一般的に言われている小屋裏換気量では危険だと思います。
弊社の現場写真を挙げてみました。
棟部分に大きな開口が見えるでしょ?
これ、換気棟の為のスリットなんです。
弊社では、可能な限り換気棟からの排気量を大きくしているんです。
ほぼ、端から端までスリットが設けられているでしょ?
また隅棟にはNJKのオープンボードを入れて、換気経路を確保するようにしています。
こうしておけば、余計な水蒸気を建物外に排出できますから・・・。
今日1日で、かなり作業を進める事が出来ました。
早いでしょ!
軽いし切断に手間が掛からないから、どんどんと作業が進みます。
大きな工具も必要ありません。
あと1日あれば、完成できると思います。
でも明日は雨なんですよね・・・。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。