練馬区貫井4丁目のFPの家 I邸で、通気胴縁の施工をしています。

 

 

 

 

 

05月27日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は晴れ

でも月曜日から、しばらく雨なんですよね・・・。

泣きたくなります。

練馬区貫井4丁目の『FPの家 I邸』では、通気胴縁の施工をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

透湿防水シートと通気胴縁の写真を挙げてみました。

胴縁がゴツく見えるでしょ

それもその筈、弊社の通気胴縁のサイズは40mm×30mmなんです。

ちなみに出入隅の胴縁は、90mm×30mmを使っています。

これ『3ツ割筋交い』用の木材です。

3ツ割筋交いとは、幅90mm×奥行き30mmのもの。

90mm角の木材を3等分して作ることに起因しています。

最近は、3ツ割筋交いを使う家なんて少ないんです。

だから、余っているものを安く仕入れているんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

一般的な建売住宅の通気胴縁は厚さ15mm。

注文住宅の胴縁厚さは18mmと言われていますから、弊社の胴縁は1.6~2.0倍の厚さなんです。

最近の住宅は、耐震・防火・断熱性能が著しく向上してるでしょ

室内や構造体内部の気密化も、当然進んでいます。

でも、これによる壁体内結露も大きな問題になりつつあるんです。

壁体内結露は構造体の腐朽による耐久性低下や、断熱材の濡れによる断熱性低下をもたらすことになります。

だからこそ日本窯業外装材協会(NYG協会)では、外装材内側と断熱材との間に通気層を設ける『外壁通気構法』を全国標準工法としている訳です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通気層構法の仕組みは単純です。

①室内側に防湿・気密層を設け、湿気を含んだ空気の侵入を止めます。

②断熱層の外側には透湿抵抗の大きい面材は設けず、その外側に透湿防水シートを張ります。

③透湿防水シートの外側に通気層を設けます。

通気層を設ける事で、ここに上向きの気流が発生し、気圧が下がります。

すると、躯体内の湿った空気が排出しやすくなる訳です。

通気胴縁が大きい方が、摩擦抵抗が少なくなる分、気流速度が上がるでしょ

だから弊社では、大きな胴縁を採用しているんです。

ちなみに、同じ理由で排水能力も上がります。

だから、防水性も向上するんです。

通気胴縁を厚くすると、色々良いことありますよ・・・。

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posted by  Asset Red

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電話:03-3550-1311 

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