blog
たまには基本的な話を書いてみようと思います。
弊社がお勧めしている『FPの家』の話です。
そもそもFPの家とは、1985年より販売を開始したウレタン断熱パネルで構成された高性能住宅です。
ウレタン断熱パネルによる『高断熱』
独自の工法による『高気密』
計算されつくした『快適性』
そしてモノコック構造による『強い家』
で多くの信頼と期待に応え、現在まで全国で50,000棟を超える施工実績を誇ります。
FPの家を施工する地域の工務店や住宅会社からなるボランタリーチェーン組織『FPの家グループ』は、北は北海道から南は九州まで全国10の地区グループに分かれています。
全国で掲げる高い性能基準に基づきながら、地域に根付く文化や気候・風土に合った新たなデザインや仕様などを探求しながら『本物の家づくり』に取り組んできた工務店集団と言えるでしょう。
そんなFPの家に欠かせないのが、FPウレタン断熱パネル(以下、FPパネル)です。
皆さんはご存知でしたか?
去る3月7日、FPパネルを製造・販売する㈱FPコーポレーションが、こんなプレスリリースを行っていたんです。
『世界最高水準の断熱性を住宅用断熱材全製品で実現』
HFOへの全面切り替えで断熱性が大幅に向上し、断熱等性能等級6・7へ対応
以下、プレスリリースより一部を抜粋して転載させて戴きます。
住宅用断熱材の製造・販売を行う㈱FPコーポレーション(本社:北海道札幌市)は、住宅用断熱材全製品の更なる性能向上を目指し、CO2を元とする水発泡処方から高性能発泡ガスHFO処方への全面切り替えを行います。
これによりすべての製品において世界最高水準の断熱性能0.019W/m・Kを実現、2023年4月1日より全国で販売を開始します。
国交省が定める『住宅の品質確保の促進等に関する法律』で規定された断熱性能等級が22年振りに見直され、新たに上位等級となる断熱等級6・7が新設。
2050年のカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて住宅の省エネルギー性能を一層向上せることを目的としており、住宅の高断熱化や省エネ化の性能面と共に健康で快適な暮らしを維持する住宅環境の向上が求められています。
当社の主力製品である住宅用断熱材FPウレタン断熱パネルは、1985年に誕生してから30年以上、上質で快適な住環境を求められるご家族に選ばれて来ました。
より快適で健康な暮らしや環境負荷軽減となる性能向上を目指し、全製品において水発泡(ノンフロン)処方から高性能発泡ガスHFOへ切り替え、フロン品以上の断熱性能を保持することに成功しました。
これにより熱伝導率は0.024W/m・Kから世界最高水準の0.019W/m・Kを全製品で実現。
『永く、快適に、そして健康に暮らせる家』の企業理念のもと、更なる高性能住宅の普及に努めてまいります。
硬質ウレタンフォームにおける熱伝導率の経時変化は、気泡内ガス組成の変化に影響されます。
熱伝導率の変化は、発泡剤・炭酸ガスおよび空気から構成される気泡内ガスの中から透過性の大きい炭酸ガスが外部辺へ拡散し、次いで空気が徐々に気泡内に入ってくることにより気泡内ガス組成が変化することによるものです。
透過性が非常に低く気泡外に拡散することが皆無に等しいHFOへの切り替えにより、熱伝導率の経時変化が小さくなり、高い断熱性能をより長期間維持することが可能となりました。
HFOは、これまで使用してきたCO2と同等の環境負荷を実現。
オゾン層破壊係数はゼロ、地球温暖化係数も限りなくゼロに近い環境配慮型のノンフロン発泡剤です。
色々と書いてきましたが
要はFPパネルが更に高性能に変わった訳です。
弊社が採用していたプラチナパネルよりも
更に高性能になっています。
ついでにパネルデザインも変わっています。
経時変化も皆無に等しくなり、言うことナシですよね。
ちなみに従来の水発泡パネルの厚さは105mm、熱抵抗値は4.3でした。
同じ厚さのプラチナパネルの熱抵抗値は5.2、そして新パネルの熱抵抗値は5.5です。
それぞれをグラスウール16Kの厚さに例えれば、こうなります。
従来の水発泡パネル・・・196.87mm
プラチナパネル・・・236.25mm
新パネル・・・248.68mm
結構、違いますよね?
これに付加断熱を加えれば、言う事ナシ!ですよね・・・。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。