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06月16日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気予報は曇り時々晴れ。
嬉しい梅雨の中休みです。
練馬区春日町4丁目の『FPの家 I邸』では、電気工事後の気密施工を行っています。
FPウレタン断熱パネルの内側に配線スペースを設け
そこに電気配線を行っています。
天井野縁も組み終わったので、照明用配線もしました。
少しだけ、電線及び配管回りの気密施工の様子を挙げてみましょう。
まずは、電線周りの気密施工です。
極力、FPパネルを貫通する配線は避けるようにしていますが
外部コンセント等を設置する為、ゼロにはなりません。
こうした場合には、写真のような気密処理を行います。
①FPパネルに電線より大きめの穴を明ける。
②その際、穴は外下がりになるように勾配をつける。
③電線の回りに発泡ウレタンを充填する。
④アルミ気密テープを隙間なく貼る。
これは、あくまでも室内側の気密処理です。
外壁側には、別途防水処理をしなければなりません。
レンジフードの排気ダクトの写真です。
FPパネルは可燃材のため、排気ダクトを貫通させる場合
にはセラカバー等を使って不燃処理を行う必要があります。
またフレキ管の使用は認められません。
スパイラル管を使うのが当たり前なんです。
セラカバーは、20mmの厚さでロックウール50mmと同等以上の
性能を発揮するワンタッチ施工タイプの不燃材料です。
ロックウール50mmと比べて、気密施工が容易なので
採用しています。
但し、電線同様に気密処理は必要となります。
気密専用部材を使う場合もありますが、今回はストレッチテープを利用しています。
①ダクトよりも大きい穴を明ける。
②ダクト回りの隙間に発泡ウレタンを充填する。
③ダクトとパネル両方にストレッチテープを隙間なく貼る。
④ストレッチテープは剥がれやすいので、念のためアルミ気密テープを貼る。
黒いのがストレッチテープ
銀色のがアルミ気密テープです。
ちなみにセラカバーの白い部分は、空気を通します。
だから端部には必ず気密施工が必要です。
この段階では、まだ行いませんが・・・。
ついでに、レンジフードの給気ダクトも挙げてみました。
こちらは、鋼製のフレキ管でも大丈夫。
気密処理のやり方は、排気ダクトと変わりません。
室内側の処理は終わったので、引き続き外側の防水処理を行います。
問題は、天気だな・・・。
雨が降ると透湿防水シートが濡れるので、テープ類が貼れないんですよね😢
室内でも、まだまだやる事はいっぱいあります。
例えば、窓周り・・・。
窓枠の取付けも終わり、窓枠と躯体の隙間に
発泡ウレタンを充填しました。
もう一度充填し、出っ張った部分を切削。
アルミ気密テープを貼れば、窓まわりの
気密施工も完了です。
1階天井野縁の上には、吸音材を敷き並べています。
電気配線が終わらないうちに
吸音材も敷くと、電気屋さんが面倒でしょ?
でも、これを敷き終えないと
石膏ボードを張れないんです。
吸音材って結構嵩張るので、床に置いていると邪魔者扱い!
これが置いてあると、石膏ボードを置く場所もありません。
だから、すぐ揚げたくなります。
大工と下職って、いつもこんな感じで追いかけっこをしているんです。
posted by Asset Red
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