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練馬区貫井4丁目で工事中の『FPの家 I邸』の話です。
あいにくの天気でスイス漆喰の施工が進みません。
せめて雨のかからない部分だけでもと思い、下塗りを行いました。
玄関ポーチの壁
バルコニー下のテラス
ここなら、せっかくの下塗りも雨で流れることはありません。
下塗りを行うと、モルタル壁はこんな感じになります。
触ると、けっこうザラザラなんですよね。
ちなみに、こんな塗料を塗ります。
ミネラル下地材#H800
カルクウォール・カルクファサード専用の下地材です。
全成分は以下の通りです。
ブナセルロース粉
大理石粒
大理石粉
チョーク粉
カリ塩水ガラス
オーガニックコンパウンド
水
タルカム
二酸化チタン
全成分を明示しているところが、スイスウォール社の凄いところなんですよね・・・。
変な成分が混入されていれば、全成分を明示する事は出来ないでしょ?
ちなみに一般的な塗料は、代表的な成分しか明示していません。
だからこそ、安心して使う事が出来るんです。
内外装いずれにも使用できます。
これを下地のモルタルに塗布する事で、スイス漆喰の密着性を高め水引きを抑える事が出来るんです。
施工方法は、至って簡単です。
ミネラル下地材を下地の吸い込み具合に応じて無希釈または 清水で10%まで希釈し、十分に攪拌します。
希釈した後も骨材が沈殿するので、塗布作業中も随時攪拌が必要となります。
ミネラル下地材をローラーで下地が隠れるまで隙間なく塗布します。
密着力が低下するため、必ず 40~50 ㎡で15kg 缶を使いきってください。
スイス漆喰を施工する 24 時間前には、ミネラル下地材を塗布しておく必要があります。
モルタル下地の場合は問題ないんですが、石膏ボード下地の場合はスイス漆喰が滑って塗りにくい事があります。
でも、これを塗ると滑りが止まります。
その分、施工性が向上する訳です。
天気が回復次第、他の部分にもミネラル下地材を塗布しなければなりません。
そうしなければ、スイス漆喰を塗る事ができないんです。
早く雨上がらないかな・・・。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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