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練馬区貫井4丁目で工事中の『FPの家 I邸』の話です。
先日、外壁のスイス漆喰塗りが終わりました。
毎度おなじみの真っ白い塗壁です。
周りにメッシュシートを張り巡らせていいるので、白さが際立ってないけど・・・。
足場を撤去すれば、真っ白い塗壁を見ることができます!
「えっ!白い外壁?」という方もいると思います。
弊社では、敢えて白い外壁をお勧めしているんです。
なぜなら、白であれば色違いが起こりにくいからです。
弊社のお勧めしているスイス漆喰の場合、色を付けるときは色粉を混ぜます。
天然鉱物顔料『ウラ』という色粉です。
スイス漆喰の元々の色は真っ白!
ここに赤い粉を混ぜたり、青い粉を混ぜたりして色をつくるんです。
スイス漆喰25kg缶にウラ0.375ℓ缶×2缶という感じに混ぜます。
でも色粉も天然素材ですから、微妙に色が違うんです。
当然、出来上がったスイス漆喰の色も微妙に違います。
この微妙な色違いを味と思える人は、色付きも良いと思います。
でも、そうでない人もいるでしょ?
だから、白をお勧めしている訳です。
「でも、白って汚れない?」という方も多いと思います。
そこで今回は、こんな写真を用意しました。
御覧ください。
例えばコレ!
従来の合成樹脂入り塗壁材とスイス漆喰の塗板です。
前者は含まれている合成樹脂が帯電する為、空気中の埃を引き寄せます。
そして知らず知らずのうちに、白い壁も汚れてしまいます。
でも後者は帯電しません。
だから両社を比べると、写真の通りです。
また、スイス漆喰はPH12.5以上の強アルカリ!
だからカビや藻が生えることもありません。
たとえ生えても、すぐに死んじゃうんです。
上写真は、スイス漆喰と合成樹脂入り塗壁材をカビ菌の入ったシャーレに入れたもの。
いわゆるカビ培養実験の結果となります。
どちらがスイス漆喰か、すぐにわかるでしょ?
凄い違いでしょ!
しかも強アルカリによる還元作用で、有機汚れも徐々に漂白されます。
写真はコーヒーを掛けて、15日後のものです。
完全に落ちた訳ではありません。
でも、すごいでしょ!
ちなみにスイス漆喰の白さは、雪の白さと同じなんだそうです。
石灰の結晶と雪の結晶の写真を挙げてみました。
どちらの結晶も単体では透明です。
でも積み重なると、乱反射で白く見えます。
だから塗料とは違い、色褪せることもないんです。
陽光を浴びれば、ますます白く輝く訳です。
白い壁の大敵は、埃とカビ&藻です。
でもスイス漆喰は、合成樹脂入り塗壁と比べて、これらに強いんです。
もちろん汚れない訳ではありません。
でも味のある汚れ方をすると思います。
posted by Asset Red
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