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07月27日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
3日続けての猛暑日は、さすがに辛いですね。
水分ばかり摂っているせいか、だんだん食欲がなくなってきました。
睡眠時間と栄養をしっかりと確保しなければ、熱中症の危険が高まるんですよね・・・。
気をつけねば!!!
中野区上鷺宮2丁目の『FPの家 O邸』では、サッシの取付を行っています。
いつもとは少し違う納まりにしているせいか、少しばかり時間が掛かっています。
今回は、樹脂サッシの下に厚さ6mmの断熱材を貼りました。
写真の白い板状のモノが断熱材です。
この上にサッシを取り付けます。
ちなみに断熱材を貼る部分のみ、耐力面材に開口を設けてあります。
厚さ4mm弱のサッシのヒレ+6mmの断熱材を合わせて10mm弱。
タイガーEXハイパーの厚さが9mmですから、耐力面材とサッシのヒレは1mm弱の段差しか出来ません。
念の為、この上に防水テープを貼っておきました。
気密テープでも良かったんですが、防水テープの方が巾が広かったので・・・。
ちなみに上写真は、シャッター一体型引違い窓の窓周りに防水テープを貼った状態となります。
6mmの断熱材は、シャッターケースの下にも貼ってあります。
実は、今回は耐力面材の上に発プラ系断熱材を貼る仕様なんです。
外張り断熱+充填断熱。
いわゆる『付加断熱』仕様です。
付加断熱って、窓周りが断熱的に弱いんでしょ?
そこで今回は、ここに新しい断熱材を使ってみようと思ったんです。
先程の白い断熱材は宇宙技術から生まれた新・断熱材『エアロゲル』を使っています。
製品名は『エアロキープ』。
白いシートの間には、真空断熱材の芯材であるグラスウールが入っています。
そして、その中にはたくさんのエアロゲルが含まれています。
メーカーの実験によれば、厚さ6mmで熱抵抗4.26㎡・K/Wという驚異の断熱性をもっているそうです。
これを窓周りに使えば、納まりも問題なく使えそう・・・。
断熱性能や施工性に関しても、使ってみればわかるはず。
使ってみて問題なければ、正式採用も考えるつもりです。
使ってみて感じた事を書きます。(あくまでも私見です。)
カッターで簡単に切れます。
これはメーカーの言う通りでした。
でも切断面から、白い煙のようなモノが結構出ます。
これ、エアロゲルですよね?
こんなに出ちゃって大丈夫なの?
ボード中央は大丈夫でも、切断部分に関しては性能がでないんじゃない?
カットして時間が経つと、グラスウールが膨らんできます。
外側のシートとグラスウールの接着性に問題があると思います。
接着すると、熱伝導が増えるんでしょうね?
断熱材自体のつくり方が真空断熱材に似ています。
中国の技術を利用しているそうです。
おそらく、真空断熱材の技術を利用して断熱性能を上げていると思われます。
使われている断熱材も、繊維方向が揃っている気がしました。
小口部分には防水テープを貼って、エアロゲルが零れないようにしました。
これで断熱性能が落ちないらしいです・・・。
本当?
いつもの施工にプラスアルファの施工として、今回は試験施工を行いました。
どんなに性能が悪くても、従来の性能よりは良くなる筈です。
でも、どうせなら期待を裏切る高性能を期待したいですよね・・・。
この後、外張り断熱材の施工を始める予定です。
暑いから、進みは遅いと思います。
あっ、いつもの窓周り処理も行っています。
ウルトのVKPテープ&水切りシート施工です。
断熱補強は重要ですが、気密・防水施工も重要です。
そうそう、屋根の施工もほぼ終わりました。
今回も、毎度お馴染みの『ディプロマット・スター』を採用。
ガルバと同じ鋼板の上に天然石を葺いた屋根です。
とにかく軽量で高耐久。
建物の耐震性と耐久性を高めてくれます。
しかも遮熱性も高いんです。
棟部分は全て、換気棟としました。
当然、片流れ屋根の頭頂部にも換気部材を取り付けます。
棟換気の多寡って、小屋裏温度に影響大なんです。
つまり夏の快適さに直結する訳。
当然、躯体の耐久性にも影響します。
たくさんつけた方が良いんです。
片流れ部分の換気部材は、まだ付けていません。
換気部材の納まり上、化粧破風板を取り付けないと設置出来ないんです。
化粧破風板の取付は、9月末位になる予定。
もっと良い換気部材ないのかな?
探してみようと思います。
posted by Asset Red
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