豊島区高松2丁目のFPの家 H邸の屋根下地が、無事終わりました。

 

 

 

 

 

 

07月29日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は晴れ

5日続けての猛暑日。

もう、勘弁して~💦💦💦

でも豊島区高松2丁目の『FPの家 H邸』の屋根下地は、無事終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

下から見たFP遮断パネルです。

きれいな切妻屋根の為、早く終わったのかもしれません。

しかも今回は、いつものタルキ留め金具をタルキックに変えてみました。

メーカー曰く

タルキックは従来のタルキ留め金物の代わりにビス1本で垂木留めを可能にした製品です。

強度はもちろん、施工性を追求した設計になっており、高所での作業負担を大幅に軽減します。

との事。

以前から、採用を検討していたんです。

でも先日、大工さんからも「タルキックにしようよ」という要望が上がったので採用しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

太くて長いビスなんです。

 

 

 

 

 

これをタルキの脳天から桁に留め付けます。

それだけなんです。

でも弊社の屋根タルキの成は150mmもあります。

かなり長いビスが必要になるでしょ

ビスを留める時間もバカにならない筈

ビス自体は結構高いんです。

作業効率が上がらなければ、コストアップになってしまいます。

でもやってみると、全然問題ありませんでした。

長いビスが、あっという間に入っていくんです。

しかもタルキ脇に金物を取り付ける必要が無いため、FP遮断パネルの加工が不要になります。

パネルは屋根タルキと屋根タルキにスッポリ嵌るように出来ています。

タルキの横に金物があれば、当たっちゃうんです。

だから、当たる部分を削っていました。

この作業が、結構時間のかかる作業だったんです。

その結果、屋根下地作業を思った以上に短縮してくれました。

木片も出ないの、ゴミも少なくなったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

屋根タルキとFP遮断パネルの施工が終わったので、その上に野地合板を張りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

棟部分には、小屋裏換気の為のスリットを大きく明けています。

 

 

 

 

 

 

 

そうそう、皆さんは小屋裏の面積に応じて、換気孔の面積が決められているのをご存じでしょうか

①壁から吸排気を行う場合・・・吸排気両用 1/300以上

②軒裏から吸排気を行う場合・・・吸排気両用 1/250以上

③軒裏または壁吸気・壁排気(垂直距離90㎝以上)・・・

 吸気孔1/900以上 排気孔1/900以上

④軒裏または壁吸気・排気筒の場合・・・

 吸気孔1/900以上 排気孔1/1600以上

⑤軒裏または壁吸気・棟排気の場合・・・

 吸気孔1/900以上 排気孔1/1600以上

弊社の場合は⑤に該当し、軒裏に吸気孔/棟に排気孔を設けています。

先程のスリットは、棟に設ける排気孔になる訳です。

以前の弊社は、この基準を上回るように吸気孔・排気孔の面積を決めていました。

でも、ある記事を読んでから排気孔を大きく取るようにしたんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上図は日本住環境㈱のカタログから引用しています。

これ3件の家の、小屋裏温度を比較した実験結果なんです。

1件目は、換気棟と軒天換気口を設けていません。

2件目は、先程の最低基準の換気棟と軒天換気口を設けています。

そして3件目は、換気棟・軒天換気口ともに最低基準を大幅に上回っています。

外気温30℃、風速2.5m/Sの時の小屋裏温度は何℃だったでしょうか

答えはイラストの通りです。

①61.4℃

②55.4℃

③50.1℃

結構違うでしょ

換気棟や軒天換気口を多く付ければ、当然工事費は上がります。

でも、その分省エネ&快適になる訳です。

こんな記事を読んだら、増やしたくなりますよね。

 

作業効率は上がったものの、やはり大変だったと思います。

相当、頑張ってくれたんだろうなぁー・・・。

大工さん、ありがとうございます。

そして、お疲れさまでした。

明日は、ゆっくり身体を休めてね・・・。

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