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07月31日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
ラジオによれば、8日続けての猛暑日との事。
そろそろ、身体暑さに慣れてきたかも・・・。
豊島区高松2丁目の『FPの家 H邸』では、屋根の下葺材施工を行いました。
下葺材とは、屋根の下に敷設される防水シートのことなんです。
これが適切に施工されていれば、屋根材に多少の不具合が生じたとしても雨漏れを防ぐ事が出来ます。
下葺き材にも色々な種類があります。
弊社が採用しているのは、透湿ルーフィングと言われる雨滴の侵入は防ぐけど湿気は通す下葺き材。
小屋裏からの湿気を止めないので、野地板の腐朽を防ぐことが出来ます。
従来の下葺き材は湿気を通さないため、下葺き材と野地板の間に湿気が溜まり結露する事があったんです。
でも透湿ルーフィングって、なんとなくアスファルトルーフィングに比べて防水性能が劣るのでは?
心配する人が多いのも事実なんです。
ちなみに弊社が採用している下葺き材は、ウルトの高耐久性透湿ルーフィングシート『ハイムシールド ルーフ2SK』。
日本市場用に新規開発されたそうです。
もちろん、2016年8月に改定された日本工業規格に適合しています。
JIS A 6111 釘穴止水性試験 合格
JIS A 6111 防水性能試験 合格
JIS A 6111 透湿性能試験 合格
ちなみに透湿抵抗値 は、0.44㎡・s・Pa/μgとなっています。
これなら、防水性能に対する不安も吹き飛ぶでしょ?
厚みも0.5mmあり、シワができにくい構造になっています。
表面もエンボス状になっているので、滑りにくく施工性も◎です。
皆さんは、一般的な下葺き材の重さをご存じでしょうか?
アスファルトルーフィング940の場合、1.0m×21m(21㎡)で23kgもあります。
意外と重いでしょ!
でもハイムシールドは、1.5m×50m(75㎡)で15.75kgしかありません。
㎡当たりの重量で比較するとわかりやすいと思います。
1.09kg/㎡と0.21kg/㎡。
ハイムシールドって1/5の重さしかないんです。
軽さも施工性に繋がりますよね・・・。
しかもJIS A6111の耐久試験基準において、80年相当の耐久性がある事も確認されています。
この試験に使った80年後シートの釘穴止水試験を行ったところ、ちゃんと試験に通る状態だったそうですよ・・・。
これなら安心して使えるでしょ!
施工に先立って、軒先に板金キャップを取り付けます。
以前は、軒先部分に広小舞と言われる木材を取り付けていました。
でも今では、野地合板を延ばしっ放しにしています。
無垢材と比べて、合板って水に弱いんです。
軒先は意外と水掛かりが多いので、そこに合板を使うと経年で傷んでしまう事が多いんです。
そこで軒先に板金キャップを取り付けるようにしました。
これなら傷みを防止する事が出来るでしょ?
軒先キャップの取付が終わったら、下葺材を敷き込みます。
下から上に張っていきます。
ジョイント部分には、専用テープを貼りました。
このテープがまた凄いんです。
ウルトのユラソール サーモHTという屋根専用の対紫外線性能が12か月、耐熱温度が-30~120℃となっています。
屋根って、非常に過酷な環境なので、普通のテープじゃ、すぐに劣化しちゃうんです。
下葺き材って屋根材と同じくらい重要なんです。
だからこそ、こだわるべきだと思います。
posted by Asset Red
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電話:03-3550-1311
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